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きになるブログ2 - Hatena Blog

スポーツを中心にIT,ヲタク情報を含め、皆様の役に立つ情報を心掛けて更新していきます。複数ライターによるブログです。今までの過去記事全部載せていますので、きになるブログ2 http://kininaru.bulog.jp/ 本店もよろしくお願いします。

Jリーグ開幕間近でDAZN、スポナビライブに大きな動きがありました

[16-17欧州]Jリーグ開幕間近でDAZN、スポナビライブに大きな動きがありました http://ift.tt/2kDrY6l

Jリーグ開幕間近で、スカパーで応援していた各チームサポーターのみなさんは環境移行で色々大変かと思います。
私の方もプレミアリーグのメインの放送がスポナビライブとなったことで色々と試行錯誤してきました。

J開幕に合わせてか、Jを放送するDAZN、対抗サービスのスポナビライブに大きな動きがありました。

まず、DAZNの方は技術協力で組んでいたNTT向けに2月15日(水)より、Docomo契約者が月額980円(税抜き)で利用できるようになります(通常料金1750円(税抜き))。


対応端末も長らく待たされていたPS3/PS4/Chromecast/apple TVへの対応が2月中に行わる予定があることが発表となったようです。

月額980円のスポーツ配信「DAZN for docomo」。ドコモ契約者は割安にJリーグ見放題

 NTTドコモと、スポーツライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、共同で、スポーツライブ配信サービス「DAZN for docomo」を2月15日よりスタートする。通常のDAZNの月額料金は1,750円だが、ドコモ契約者であれば月額980円でDAZNが利用可能になる(770円割安)。dTV契約者向けの値引きも行なわれる。初回31日間は無料。

av.watch.impress.co.jp



個人的なことなのですが、これに合わせて残念なことがありました。
DAZNにて、今まで見れていたNexus Playerでの視聴がエラーが出るようになりました。
これはこの体制へ移行するにあたって、放送がHDCPによるコンテンツ保護がされたようです。
TVで視聴したい場合、Nexus Player、スポナビライブでFire TV + Air ReceiverにてのAirplayの方法はどうやらHDCPのコンテンツ保護コンテンツに対応できないようです。
Fire TVはNexus Playerと違い、本体自体はHDCPに対応しているようです。上記の方法で駄目なのは中継するAir ReceiverというアプリがHDCPに対応していないことから起こっていると思われます。

スポナビライブでの近日のコンテンツでは、テニス全豪オープン、相撲などはNexus Player、Fire TV + Air receiverにてのAirplayの方法ではTV出力できませんでした。

スポナビライブは正式対応している端末がChromecastのみで、Fire TVの方はアプリを入れてのAirplayという方法に頼るしかなかったと思います。

ただ、ここにきて、スポナビライブにも大きな動きがありました。
ソフトバンク以外のユーザーは通常3,000円(キャンペーンで長らく1,500円にはなっていましたが)、だったのが月額1,480円への値引き、ソフトバンクユーザーは月額980円へ(今まで500円だったので密かな値上げですが)となります。
このリニューアルに伴いフルHDでの配信を始めるそう、今まで500円で見ていた方はHD画質であればそのまま継続可能とのことです(ここらへんかなりややこしいですが)。

「スポナビライブ」をフルHD対応など機能拡充し、通常料金を月額1,480円に値下げ! | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

ソフトバンクグループ株式会社の企業・IRページです。ソフトバンク株式会社の「「スポナビライブ」をフルHD対応など機能拡充し、通常料金を月額1,480円に値下げ!」をご紹介します。

www.softbank.jp

それに合わせて対応端末にFire TV、Android TVが正式対応するとのことです。
Fire TV系を使っていた方には朗報ですね。正式対応することで、アプリを使った非公式のAirplayに頼ることなく視聴可能になります。

これでFire TV系があれば、DAZN、スポナビライブ両方みれることになり、とても有効な端末となりました。
他にもApple TV(第4世代)でも、DAZNの正式アプリリリース、スポナビライブアプリからのiOSのAirplayにて両方に対応できます。スポナビライブがApple TV(第4世代)向けのアプリを出すかは調べた限り、現在は不明です。
ChromecastもDAZN、スポナビライブ両対応となります。ただ、Chromecastは中にアプリを入れることはできないので、スマホ、あるいはタブレットが必要となり、Google Castという方法になります。
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iconApple TV 32GB MGY52J/A(第4世代)
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やはりFire TVはDAZNの影響もあり、品薄みたいですね~。
最近将棋チャンネルも開設されたAbemaTVも対応アプリが配信されており、見ることもできますし、一押しの端末だと思います。


私のNexus PlayerはHDCPコンテンツ保護に対応していないために厳しい状況は変わらずになりそうです。全豪オープンも対応しているはずのGoogle Castの方法でも見れませんでしたし。
DAZNは最近買ったPS4、あるいはデスクトップPCからTVへのHDMI出力に頼ることになりそうです。

ひとまず非公式な方法による不安定な状況がどうやら改善されそうでよかったとは思います。

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大石まさる 「みずいろ ~パーフェクト~」

大石まさる 「みずいろ ~パーフェクト~」 http://ift.tt/2kqB860

 以前ご紹介した芦奈野ひとし氏の「コトノバドライブ」の3巻が出まして(と言ってもかなり前ですが)、今回もとても面白く、さて他の方々はどんな感想をお持ちだろうか、と例の如く、某書籍通販サイトを訪れました。皆さん好評のようで、次巻が待たれる次第であります(7件しかコメントなかったけど)

 さて、何の気になしに同じく芦奈野ひとし氏の作品「ヨコハマ買い出し紀行」(私はこの作品が大好きです)のページも見に行ってみますと、そこで恒例の「こんなのもありますよ」と他の作品も勧められます。そこで見つけたのが大石まさる氏で、氏の作品である水惑星年代記は「ヨコハマ~」にテイストの似た作品、というレビューを見て、早速購入して読んでみました。

 これがSF好きの私にはズッポリハマり、大石氏がすっかり気に入ってしまった私は、新しく知った作家さんへの私なりの礼儀として、初期作品から読んでみることにしました(なので「水惑星年代記シリーズ」は一旦停止)。それが今回ご紹介する「みずいろ ~パーフェクト~」なのであります(この作品は元々は「みずいろ」全2巻なのですが、「みずいろ ~パーフェクト~」として新装版となって1冊にまとめられ、描き下ろしが1編加えられたものです)。

 

 

 とある田舎町。高校3年生、最後の夏休みが迫った頃、加藤くんのクラスに東京から転校生の女の子がやってきます。彼女、川上さんはしかし、周囲に溶け込むことなく、退屈そうに外を眺めており、時折学校を抜け出してしまいます。そんなある日、加藤くんは大きな麦わら帽子を被って炎天下を颯爽と歩いていく川上さん見かけます。何だか気になった加藤くんは、こっそり彼女の後を追っていくのです。

 太陽の下の川上さんは、学校で見せる姿とはまるで別人でした。明るく微笑み、町行く人の誰にでも声を掛け、誰からも声を掛けられる、生き生きとした川上さんの姿に惹かれる加藤くん。その夜、夕涼みにバイクを走らせる加藤くんは、川辺の崖に人影を見つけます。それは川上さんで、あっという間もなく彼女は飛翔し、するりと水中へ飛び込んでいったのでした…。

 

 

 これを機に、加藤くんと川上さんの交流が始まります。それは他のクラスメイトや後輩、果ては町の人々を巻き込んでの大きなうねりとなっていきます。え?何のうねりかって?それは「夏を楽しむ」ということなのです。

 この作品では、加藤くんと川上さんを始め、全ての登場人物が夏を満喫しています。しかし舞台は田舎町ですから、都会の夏とは違い、里山と清流に囲まれた、昔ながらの日本の夏が繰り広げられます。川遊び、海水浴、小旅行、釣り、山登り、夏祭り…。様々な夏の愉しみが、これでもかと書き連ねられています。

 地元民である加藤くんは、地元民であるが故にそれらの楽しさに気付いていませんでしたが、川上さんに付き合って(あるいは振り回されて)日本の夏を味わい、自然というものの美しさ、楽しさ、そして大きさを発見します。そして加藤くんも夏を満喫することに夢中になり、我先にと川釣りや海へと繰り出していくのです。

 

 …と、このように書くと、あたかも「日本の原風景を再発見出来る作品」のような感じがします。実際、確かにそうなのですが、しかしそれは1つの側面に過ぎません。この作品のもう1つのテーマ、それは「今を生きる」ということだと思います。

 

 この作品はひと夏の出来事を描いています。川上さんが転校してきた夏休み前に始まり、加藤くんと川上さんが親しくなっていき、多くの人達と楽しむ夏真っ盛りを過ぎ、そして秋が近付いてきます。その時間の中で登場人物達は「いつか過ぎ去ってしまう夏」を愛おしむように、目の前の夏を存分に楽しんでいます。

 しかしこの夏の間に、登場人物それぞれが個人的な出来事に遭遇しています。加藤くんは進路のこと、川上さんは家族のこと、後輩の西野さんは加藤くんへの淡い恋心などで、それらは何らかの結末に至り、それぞれの掛け替えのない体験となっていきます。それは加藤くんや川上さんら学生だけでなく、彼らを見守る大人達も含まれており、大人達もまた、ひと夏の経験からまた一つ大人になっていくのです。

 

 つまり、ただ夏を満喫している一枚絵のように見えますが、この物語の時間は確実に動いています。それは各々が直面する出来事によって巧みに描かれており、だからこそ過ぎゆく時間の中で夏を追いかける姿や、それぞれが出来事に遭遇する姿は非常に躍動的に感じられ、惹き付けられます。

 加藤くんが川上さんに惹かれたのも、川上さんが「今しかない夏」を全身で味わっていたからかもしれません。同様に、私が登場人物達の夏の営みをこれほど眩しく、生き生きと感じたのも、やはり彼らが「今しかない夏」を楽しんでいたからなのでしょう。そんな彼らの姿はまさに「今を生きる」姿だと言えると思います。

 つまり「その時でしか味わえない体験」をし、「その時でしか遭遇し得ない出来事」に取り組むことで、全ての登場人物が何らかの成長をしているのです。ですからこの物語は「人が成長している瞬間」を切り取った作品とも言えるでしょう。実際、物語を読み進めていくと、各々の直面した出来事がまるで自分の目の前にあるかのように鮮やかに感じられ、それによって成長した彼らの姿もまた、生き生きと心に響くのです。

 

 ですからこの作品は「懐かしい日本の風景」であると同時に「現在を生きる私達」の物語でもあるわけで、「過ぎ去りゆく夏」という時間の流れがあることで、相対的に「今」が強烈にフォーカスされるのです。事実、この「過ぎ去ってしまう夏」は物語の終盤に如実に表現され、それは物語の中核である「夏真っ盛り」を強烈に照らし出し、過ぎ去った夏の1コマで成長した彼らの姿を浮き上がらせてくれます。そして「今を生きる」登場人物の振る舞いを見ることによって、読者である私達は自分自身の「今」を見つめ直さざるを得なくなると思うのです。

 

 思えば、「後でいいや」とか「今は我慢して」とか、何かと後回しにしがちな現代ですが、「今」は「今しかない」です。学生時代は「学生時代の時」しかありませんし、20代~30代の気力体力漲る時は「20代~30代の時」しかありません。また好きな人の側にいるのはまさに「好きな人と一緒にいる時」だけですし、子供がやんちゃざかりで可愛いのも「やんちゃざかりの時」だけなのです。

 私達は無意識に、今の状態が永遠に続くと思いがちです。しかしそれはあり得ません。あり得ないことは誰でも知っているはずです。しかしそれを忘れて、色々と後回しにしてしまいます。時には我慢も必要でしょうが、しかしそれだけで良いのでしょうか?我慢して過ぎ去った「今」は、もう戻ってこないです。掛け替えのない「今」を犠牲にしてまで手に入れたいものとは、一体何なのでしょうか?この作品はそんなことを問いかけているように思えます。

 

 

 …と、説教くさい話になってしまいましたが、そういう事を差っ引いても、この作品は非常に面白いです。夏の遊びが満載で、どれもこれも楽しそうに描かれています。その合間の登場人物達のエピソードが良いアクセントになっており、これが物語の厚みとなっています。

 また自然風景の描写がとても丁寧で、広大な空間を感じさせてくれます。この広さが登場人物を包み込み、読者を大自然へと誘ってくれるのです。人物も親しみやすい造形で、柔らかい線で描かれており、何よりもサービスカットが満載です。特に川上さんは開放的過ぎます。でもカラッと健康的なエロスで、爽やかな気分で惚れ惚れと「おぉ~」と唸れます。

 

 

 書籍版は2008年に刊行されましたが、絶版…なのかな?現在はKindle版が発売されています。が、何せ400ページ程ありますので、その点(ダウンロード時間とか)ご覚悟の程を。それでも皆様の手元に過ぎゆく夏が届けられれば幸いであります。



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霜月 絹鯊 「となりの柏木さん」

霜月 絹鯊 「となりの柏木さんhttp://ift.tt/2jv9DJR

 私は暇さえあれば某書籍通

 

 …もういいですね?まぁいつものように例のサイトで例の如く「コレ、面白いッすよ」ってな感じで見つけた本ですよ。聞いたことのない作家さんでしたが(というか作者名が読めなかった)、綺麗な絵柄が気になったので作品説明を読み、なんだか面白そうなので読んでみました。お話はこんな風に始まります。

 

 高校生の桜庭くんはアニメやゲーム、それに萌え系絵師が大好きな、いわゆるオタクさんです。でも堂々とオタクであることを公言しています。さて、そんな彼の席の隣は才色兼備と名高い柏木さんです桜庭くんは柏木さんのことを「三次元で初めて綺麗な女の子だと思った」のですが、しかし桜庭くんが幼馴染みの草野くん(非オタク)に自分のオタク話をしていると、柏木さんはそれはそれは恐ろしい顔で睨みつけてきます。柏木さんはオタク嫌いなことで有名なのです。

 さて、桜庭くんは念願のアニメショップのアルバイトが決まります。好きなものに囲まれて、その上お金まで手に入り、それでアニメグッズを買うという天国ループです。楽しく仕事に勤しむ、そんなある日、自分の学校の制服を着た女の子をお店で見かけます。学校から距離があるのになぁ、と思っていますと、その子がおもむろに振り向きます。それはあの柏木さんでした…。

 柏木さんは桜庭くんの姿を見るや否や、慌てて逃げ出してしまいます。翌日、桜庭くんは柏木さんに校舎裏に呼び出されます。柏木さんに「誰にも言わないでほしい」とベソかきながら頼まれてしまい、それに押されて桜庭くんは「秘密は守る」と約束します。それでも柏木さんは心配で、桜庭くんの一挙手一投足に警戒してしまいます。しかし約束通り、誰にも秘密を言わなかった桜庭くんを柏木さんは信頼し、何か話をしてみたい、と思うのでした。

 

 と、まぁ、高嶺の花と思っていた女の子が、自分と同じオタクさんだったわけですね。これを機に、桜庭くんと柏木さんはオタク仲間として、放課後にこっそりと会ってオタク談義に花を咲かせ、交流を始めるのですが、書籍サイトのレビューでも挙げられているように、「どっかのギャルゲーみたいなベタな話」に思えます。

 …しかし全巻(全12巻)読み終え、私が思うにこのお話、実は「他人と交流するとはどういうことなのか」を実に上手に掘り下げて描いている作品だと思います。

 

 まず桜庭くんは実にオープンなオタクさんです。しかし自分のオタク趣味を追い求めるあまり、時折周りが見えなくなって自己中心的な振る舞いをしてしまったり、空気が読めなくておかしな言動をして失敗したりしています。平たく言えば、対人関係が少々苦手なのです。

 対して柏木さんは、小学校の頃、友達がアニメが大好きな男の子のことを「キモい」と言っているところを目撃してしまい、自分がアニメが好きなことが知られたら、同じようにキモいと言われるのではないかと恐れ、人付き合いが怖くなってしまいました。平たく言えば、こちらも対人関係が少々苦手なのです。

 

 このように、主人公2人はどちらも対人関係が苦手なのです。しかしオタク趣味という共通項を橋渡しに、それぞれ初めて積極的に「他人」と向き合うことになります。始めは他愛のないオタク談義で2人は距離を縮めていきます。しかし、そこは対人関係が苦手な2人のこと、色々と問題が生じます。

 桜庭くんはオタク趣味が昂じ過ぎて暴走し、柏木さんを困らせたり、時には泣かせてしまったりしてしまいます。対して柏木さんはオタク趣味を隠そうとするあまり、普段の教室で桜庭くんに話しかけられても少々冷たい態度を取ってしまいます。

 要は2人とも、対人関係経験の乏しさからか、自分のことを優先してしまうわけです。ここでそれぞれの幼馴染みが絡んできます。

 

 桜庭くんの幼馴染み、草野くんは、幼馴染みらしく、実にストレートに桜庭くんの悪い所を指摘し、柏木さんとなかなか親密になれない点を「ヘタレ」と優しく一刀両断します。一方、柏木さんの幼馴染み、福田さんは心から柏木さんを大事に思っています。しかし大事に思い過ぎるあまり、柏木さんに何か困ったことがあると、その対象を徹底的に排除に向かいます。柏木さんには優しい相談相手なのですが、桜庭くんには容赦しません。ですから先の「桜庭くんが柏木さんを泣かせてしまった」時は、烈火の如く激怒し、時には暴力に訴えることも厭いません。

 結局いずれの場合も、桜庭くんがめっちゃ怒られることになるのですが(主に福田さんに。しかも時として殴られる)、しかし結果として2人の交流をサポートしていると言えます。もっと言えば、「人と付き合う時はこういう事に気を付けなければいけない」と教えているのです(あと桜庭くんのバイト先の店長もいい仕事してくれます)。

 

 2人は幼馴染み達の奮闘や周囲の人の助言により、自分達に何が足りないのかを自覚していきます。そして少しずつ、より深い関係を築いていき、また2人の交流そのものを通して、「他人との交流の仕方」を学んでいきます。やがてお互いの存在について考え始めます。すなわち、「自分にとって相手はどんな存在で、また相手にとって自分はどんな存在なのか?」ということです。

 同好の士である2人ですから、それは「どうすれば相手は喜んでくれるだろう?」という問いに繋がります。一言で言えば「相手を思いやること」であり、それはつまり「恋」へと繋がっていくのです。それには「相手がどういう人間か」を理解する必要がありますし、「自分はこういう人間である」と正しく伝える必要もあります。対人関係に乏しい2人にはむつかしい問題ですが、しかし2人はゆっくりと、しかし確実に、お互いを理解していくのです。

 また桜庭くんと柏木さんの関係だけでなく、他のカップルの関係性(「馴れ初め」だったり「ラブラブ」だったり)も丁寧に描かれ、それを主人公2人はあーでもない、こーでもないとドキドキして見守っています。つまり観察学習ですね。これらを通しても、2人は「良い関係」について学んでいくのです。

 

 このように、このお話は単なるラブコメではなく、「対人関係が苦手な者同士が、人との付き合い方を実地で学んでいく」話でもあり、主人公以外のカップルの話も絡んでいることから、先にも述べましたように、「他人と交流するとはどういうことなのか」を細かく丁寧に描いている作品だと言えるのです。

 

 …しかしながら、なにせ主人公の2人が「対人関係が苦手」なものですから、世慣れた人から見れば、非常にもどかしく、ヤキモキさせられるかもしれません。しかしそれだけに、主人公2人が関係を深める瞬間の何とも言えない暖かさは、おっさんの私でもドキドキしてしまいました。あぁ、恋ってステキね…。

 さて絵柄ですが、非常に丁寧でキレイです。特に主人公2人、桜庭くんと柏木さんの不器用で、臆病で、でも心優しい面が、セリフと表情が上手く噛み合って、鮮やかに表現されています。「あぁ、オレがゲーセン小僧だった時に、こんな風に同じ趣味の女の子とこんな風に過ごしたかったぜ…!」と本気で悔しがるレベルです(しかしSTG好きの女の子というのはあまり聞いたことがない)。そして柏木さんがとても可愛らしく、何気ない1コマでも和みます。対して背景は簡素ですが、この話のウェイトが何かを考えれば、むしろ効果的に思えます。

 

 そんなわけで、単なる萌え系と思わせながら、実は結構深いテーマで、しかもドキドキさせてくれる良い作品だと思います。こちらで試読出来ますのです、もしお気に召しましたら、是非手に取って、2人の行く末を見届けていただければ幸いです。



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いにしえゲーム血風録 十三回裏応援団再決起 「メタルブラック(Time編)」

いにしえゲーム血風録 十三回裏応援団再決起 「メタルブラック(Time編)」 http://ift.tt/2jlJKHt

 前回までのどさくさ:ダライアス外伝に夢中になっている私にメタルブラックを勧めてくださった奇特な常連の方がおられたと言うのに、生来の貧乏性と内向性と頑固さと愛しさと切なさと(以下略)により、ことごとくプレイする機会を逃し、ようやくゲーメストムック「ザ・ベストゲーム2」を読んで開眼するも、とっくに撤去になっており、途方に暮れて東京に行ったら偶然ありましたよ、面白かったよ、でも2面でミスったよ、だったのだった。

 

 さて皆さんのご想像の通り、やっぱり見事に受験に失敗した私は、どこに出しても恥ずかしくない浪人生になりました。事実上の「人生における1回休み」です。さすがにゲーセン通いは中断され、まがりなりにも浪人生の義務である「勉学」に励みます。しかしこれでゲームと縁が切れるほど、私のゲーム脳は軽くありませんでした。

 

 というのは、当時ゲーセンに通う代わりに、私には入り浸っていた場所がありました。それは高校時代の友人宅です。彼は、え~、仮に「二次元大好き氏」とでも呼びましょう。彼は見事現役で大学に合格し(エライなぁ)、それを機に駅近くに下宿を借りたのでした。そして名は体を表すという訳で、二次元氏の部屋にはPCゲームやマンガや同人誌、当時放送していた様々なアニメのポスター(もちろんエヴァもあった)などが所狭しと占拠しており、私はここで「実に刺激的な数々の体験」をするのですが、それは別の話です。

 

 さて、当時二次元氏はPCゲームをメインに遊んでいましたが、コンシューマはセガサターン(SS)を所持していました。PCゲームはアレでしたが、しかしSSに関しては、二次元氏は硬派なゲームが大好きで、SS版の「ダライアスⅡ」、「ダライアス外伝」、「レイヤーセクション(AC「レイフォース」の移植版)」などのSTGの他に「真・女神転生デビルサマナー」「トゥームレイダー」などのガチのゲームも遊んでいました(本当はSSでもアレがあったかもしれないが)。あと「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」が大好きでした。

 私は予備校帰りにちょくちょく、というかほぼ毎日のように、二次元氏の家に遊びに行きました。で、2人して当時流行っていたTCG「マジック・ザ・ギャザリング」で対戦したり、ボケーっと「寄生獣」を読みふけったり、二次元氏がPCゲームに取り掛かり始めると、私はSSを起動させて「ダライアスⅡ」をプレイするという、まぁボンクラだったわけです(ちなみにこのSS版ダライアスⅡは非常に特殊な仕様だったのですが、それはまた別の機会にお話しします)。

 

 さて、その日も二次元氏の家に遊びに行くと、いつもはPCの前が定位置の彼が、珍しくSSの前に陣取っています。画面を見ると、はて、どこかで見たようなゲーム画面です。砂漠、廃墟、夕日…。これ、メタルブラックじゃないか!慌てて二次元氏に問いかけます。

 

「コレ、メタルブラックじゃない!?」

「うん。」

 

 …間違いありません。メタルブラックです。しかしSSに移植されているとは知りませんでした。メタルブラックを見るのは東京は神保町での初プレイ以来ですが、二次元氏のプレイを横で見ていますと、あの時の自分がどれだけ舞い上がっていたか良く分かります。あの時の私はちょっとエネルギーが貯まると、すぐにビーム解放をしていました。何故って、カッコ良かったからです。しかし結果ショットレベルが最低になり、苦戦を強いられました(あたりまえ)。

 しかしさすがは持ち主の二次元氏です。しっかりとエネルギーを温存し、危なくなってから初めてビーム解放をします。しかしこの時のビーム解放は、私の時のように前方に極太ビームが出るのではなく、画面全体に稲妻のように走ったのでした。その様子を指さして、私はバカのように二次元氏に聞きました。

 

「コレナニ?」

 

 二次元氏は無言で説明書を寄越します。思えば神保町でのファーストコンタクトではろくにインストカードを読んでいませんでしたし、他のプレイヤーもいませんでした。そう、ここで私は初めてメタルブラックの正確なルールを知るのでした。そうか、レベルMAXの時は拡散ビームになるのか…。

 

 さて3面ボスの極太ビームに吹き飛ばされた二次元氏は、一息ついてからお茶を煎れてくれました。聞けばAC版が好きだったが、クリアしてなかったので買った、とのこと。実に実直な理由です。私は先程説明書で読んだ知識に沿い、二次元氏のプレイを見た上で、1つ質問しました。

 

「ビーム干渉はしないのか?」

「あれ(エネルギーボール)をボスにぶつけるより、連射して撃ち込んだ方が楽だよ。」

 

 …そうなのかーっ!ん?待てよ?ということは…。

 

「じゃあ、ビーム解放はボスでは使わないのか?」

「というより、MAXの時の拡散ビームを道中の緊急回避で使うくらいしかないな。」

 

 …やっぱりそうなのかーっ!結局ビーム解放は緊急回避用ボムみたいなもんだったわけです。それを私は神保町で調子こいて連発してしまいました。そりゃ2面で終わるよね。さてさて、二次元氏は結構やり込んだらしく、他にも色々教えてくれました。曰く、

 

・敵の出現位置は決まっているが、敵が弾を撃つタイミングがランダム(なので、常に拡散ビームを撃てるようにしたい)

・敵も自機と同じビームショットを撃ってくるが、相殺出来る(なので、ショットレベルが高い状態を維持したい)

・ビーム干渉は、結局後からビームを出した方が勝ち(ボスが極太ビームを出してから、自機も解放すると良い)

・敵ボスの極太ビームは、実は自機の連射ショットで押し返すことが出来る(が、特に意味はない)

 

 …なるほど。そこまで分かっていて、何故さっきは3面のボスでやられたのかと聞けば「眠くなったから」だそうで、少し寝るので、好きに遊んでいて良い、と言い残し、そのままコタツで寝てしまいました。…これはメタルブラックをじっくり遊べるチャンスである。そう考えた私はすぐにSSを起動、メタルブラックに取り掛かりました。コイツは相変わらず他人の家でゲームするようです。ともあれ、ゲームスタートです。

 

 自機ブラックフライが廃墟となった高層ビル群を抜け、砂漠に出ます。神保町で聞いた寂しげな曲が始まりました。あぁ、この曲だった。あの時は他のゲームの効果音で半分以上かき消されていましたが、今は二次元氏の寝息だけ。実にはっきりと聞くことが出来ます。荒涼とした砂漠と、眩しい夕日、廃墟となった街が曲と重なり合い、何とも言えない虚無感を湧き上がらせます。何だか頭の後ろがジワジワとします。鳥肌が立っているのです。なんて美しく、残酷な演出なんだろう。私は夢中でショットボタンを押します。

 そこへ地球側の戦闘機がやってきますが、有無を言わさず迎撃。更には不気味な侵略者が次々と見えてきます。しかしそこは1面ですので、特にむつかしい場面もなくボスへと到達。芋虫の上に甲虫が乗ったような奇妙な形の生物が、土煙を上げて地面から出てきます。そして一声咆哮すると、手当たり次第にNEWALONEを食べ始めます。

 そしてまた咆哮すると体をのけ反らせ、出ました極太ビーム!私は二次元氏の教えに従い、しばらく待ってからこちらもビーム解放!ボスのビームに重ねると、双方のビームが放電し、中間地点で暗赤色のエネルギーボールが発生します。それはジリジリとボスの方へと向かい、遂にはボスに重なりダメージを与えます!そして、爆発!1面クリアです!

 

 なるほど、確かに二次元氏の言う通りだ。ビーム干渉は後出しなんだな。今後もビーム干渉は後出しにしよう、と心に決め、ボーナスステージを挟んで2面が始まりましたが、ここで私は再び二次元氏の言葉を思い出しました。

 

「MAXの時の拡散ビームを道中の緊急回避で使うくらいしかない」

 

 この言葉の意味がやっと分かりました。序盤、画面後方からミサイル(地球側の核ミサイル)が飛んで来るのですが、1面ボスでビーム解放を使ってしまったために自機のショットレベルが最低で、つまりショットが小さく、ミサイルに相当近付かないと破壊出来ません。また中ボスのマンボウ型敵機はビームを激しく連射してきて、自機のショットで相殺出来ますが、押されてしまいます!結局押し切られてミス。

 …そう、ビーム干渉は確かに楽しいのですが、直後自機のパワーアップが最低になるので、その後の敵破壊が厳しくなり、結論として旨味がありません。そもそも神保町の時も「ビーム解放 → ショット最弱」の憂き目を見たのですから、当然と言えば当然なのです。…でも、人間、痛い目に遭わないと分からない時もあるよね!私はゲームオーバー画面を見ながら、そう己に言い聞かせたのでした。

 

 その後も私は二次元氏の家でメタルブラックを遊ばせてもらいました。二次元氏はその間PCゲームで遊んでいましたが、時折メタルブラックをプレイし、私はそのプレイを見て、自分のプレイの参考にしました。ボス戦では鬼の連射による速攻で長期戦を避けることビーム解放時はNEWALONEを取ることで解放時間を延長出来ることシューターの矜持としてコンティニューはしないこと、などなど(特に最後は重要)。そして2面の月、3面のスペースコロニーと順調にクリアし、遂に最終6面に到達しました(この時も二次元氏は寝ていました)。

 

 そこは遠く銀河が見えますが、スペースコロニーの残骸の向こうには異相次元の岩石が漂い、これまでのステージが全てごちゃ混ぜになったような地形で、やはりこれまでの敵が次々と襲い掛かります。なんだここは?しかし考える間もなく、敵の猛攻が続きます。ビーム解放による緊急回避が頻発しますが、しかしNEWALONEがあまり出現しないためエネルギー補給が出来ず、ガチ避けが要求されます。たまらず1機、また1機と自機が吹き飛びます。

 そして2つの月が飛び去り、銀河は消え去り、無数の泡が生まれる場所に到達しました。画面奥から、何か光る点がこちらに向かってきます。光る点は巨大化し、イルカのような、クラゲのような奇妙な生物を形作りました。どうやらラスボスのようです。

 体内中央に光る物体があり、ここが弱点のようですが、何故か攻撃してきません。取りあえず弱点を攻撃しますと、爆発音とともにラスボスはノックバックし、広大な宇宙だった背景がネガ反転し、BGMはこれまでの面のものに変化します。するとボスが画面上方に向かい、尻尾らしきモノをニョキニョキと伸ばしました。そして先端が光り、極太ビームです。全く油断していたために簡単に吹き飛びました。

 残機はもう2機ありますが、敵の攻撃が分からないので油断出来ません。とにかく弱点を攻撃すると、再びボスはノックバックし、背景とBGMが変わりました。そこで私は目を疑います。背景には始祖鳥の化石が映し出されていました。そしてボスがノックバックする度に背景とBGMが切り替わります。石斧を持つ原始人類、機械文明、兵士と戦闘機、大量のゴミ…。これはなんなんだ?

 その間もボスは極太ビームを放ち、自機を追尾する謎の物体を放ってきます。極太ビームは前兆があるので何とか避けられますが、追尾してくる物体はなかなか硬く、後手後手に回ってしまいます。ここでまた1機失ってしまいます。

 そしてまたボスがノックバックし、背景が切り替わります。…そこには子猫がいました。無機質なモノクロで描かれた歪なビル群を景色に、子猫がじっとこちらを見ています。私は背筋に寒いものを感じました。このラスボス戦は、何かとんでもないことを訴えかけている…!それでもゲームは止まりません。私が堪らず緊急回避としてビーム解放をすると、突然全ての背景が回転し…。

 

 スタッフロールを見ながら、私はエンディングの意味を、いやこのゲームそのものを考えていました。荒廃した地球、破壊されたスペースコロニー木星、銀河系、人類、機械、ゴミ、そして自機の名称、「ブラックフライ」。それはどう考えても1つのことを指しているのですが、どうしてもエンディングと繋がりません。

 そこへ二次元氏がムクリと起き上がりました。どうやら私のプレイを見ていたようです。私はエンディングで示された映像と英文について聞きました。二次元氏は1つの解釈を示し、私もそれに納得しました。こうして私のメタルブラック攻略は終わりました。

 その後、PS2を入手した私は、「タイトーメモリーズ」というタイトー自社作品集を買い、再びメタルブラックをプレイしました。そして何度かエンディングを見ましたが、やがて違和感を感じ始めました。何か変だ。しかし特にその事を追求することなく、時は流れました。

 

 …しかし、この記事を書くにあたり、私は今一度、メタルブラック全編を動画サイトで見直しました。すると、あの時の違和感が膨れ上がりました。つまり「あの時の二次元氏の解釈『夢オチ』はちょっと違う」と確信したのです。私は何度もメタルブラック全編を見直し、それからメタルブラックのオリジナルサントラ(二次元氏に土下座して譲り受けたもの)とアレンジ版のライナーノーツを読みました。またネットで「メタルブラック」と検索し、詳しい設定資料や多くの人達の解釈も目を通しました。そして私は1つの解釈に辿り着きました。私の解釈はこうです。

 

 人類は進化し、機械文明を築くに至った。しかしそれは大量消費と汚染を招き、地球そのものを破滅に追いやるものであった。人類は地球にとって「ブラックフライ」、つまり己にたかる黒蠅以外の何物でもなかった。

 地球の意思は隕石群と侵略者という形で人類に牙を剥いた。そして人類を和平協定によって荒廃した地表に縛り付けることで、緩やかに滅びさせるはずだった。

 しかし1人の兵士の抗戦により、地球は敗れる。それは地球の死を意味したが、地球が死ぬ瞬間の爆発により、周辺に漂い、次々と生まれる泡、すなわち「別の宇宙」へと人類は移動する。

 その宇宙では、地球は自然豊かな惑星であり、人類と地球との戦いはある人間の見た夢として記憶される。しかし人類が再び地球を汚染すれば、地球はまた牙を剥くだろう。それが現実となるかどうか、それは誰にも分からない…。

 

 …しかし、先にも述べましたように、このゲームのエンディングは様々な解釈が可能で、プレイヤーの数だけ解釈が存在すると言えます。私の解釈もその1つに過ぎず、重要なのはむしろ「このゲームが多くのプレイヤーに解釈を促した」ことだと思います。それはまさにラスボスの場面で次々と生まれる泡、宇宙であると言えます。それだけこのゲームのメッセージ性は強烈だったのです。

 …皆さんにも是非、実際にプレイしたり、攻略動画を見たりして、このゲームを解釈していただきたいと思います。それこそが、メタルブラックというゲームの魅力なのですから。

 

 

 それではまた、十四回表でお会いしましょう。



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映画『八甲田山』に想いを寄せて(幸畑陸軍墓地&八甲田ロープウェー編)

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kininaru2.hatenablog.com

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映画『八甲田山』追想の最後の記事です。

前回の記事に書いた、八甲田山雪中行軍遭難資料館の手前に、雪中行軍の英霊たちの眠る幸畑陸軍墓地があります。
手前にある石碑↓

整然と並んだ墓標の一番奥、山口少佐のお墓の前あたりで、手を合わせました。
墓標の並ぶ地角の一段上がったところに、お堂があります。

狛犬の名前は八甲とベンケイというそうです。
中を覗くと、仏像の右わきに木彫りの兵隊さんたちがいます。
お堂のほうから見たお墓の風景↓


お墓のお参りを済ませたあと、八甲田山の麓にある宿に向かう途中、タクシーの運転手さんが田茂木野の集落に寄ってくれました。

遺体安置所の跡地をタクシーの窓から見れました。
運転手さんありがとう!
そして、宿まで送ってくれて、一日お世話になりました。本当にありがとうございました。
お世話になった松竹タクシーさんのリンクこちら

次の日、八甲田ロープウェーに行きました・・・なんと吹雪で運行中止になってるじゃないですか!
すごい吹雪で、リアル八甲田山の怖さが身に迫ってくるような思いをしました。

お客も私のほかには外国人カップルしかいません。
しかし・・・思いもかけない収穫が!!
なんと、映画『八甲田山』のパネル展示があるじゃないですかー!!

↑何故か丹波哲郎が真ん中で主役のよう。
パネル展示の左側には脚本家の橋本忍氏、監督の森谷司郎氏、そして高倉健北大路欣也のサインが・・・!!かんどーー!!

二階にもパネル展示がある?!行かねば!!
二階は運行中止のため、パネル前に鎖がかかってたのですが、ロープウェーの係のおねーさんが親切に入れてくれました。


カメラマンの木村大作氏の姿もパネルに。

帰りのバスが来るまで、40分もあったので、雪と戯れながら待ってました。
地吹雪がすさまじく、しかし時折晴間が見えます。
一瞬吹雪が収まったかと思えば、再び地吹雪・・・これが第五連隊を翻弄した八甲田山の姿なのかと身がすくみました。

無事にバスが来たのですが、酸ヶ湯方面から乗ってきたとおぼしきお客さんたちがバスに乗っていて何故かホッとしました。
暖かいバスの中で怖くも美しい雪景色を見ながら、胸の中に熱い想いが沸き上がってきます。
本当に青森にきてよかったと・・・!

こうして二泊三日の、映画『八甲田山』追想の青森旅行は終わりました。
でもまた行くよ!!
だって、銅像茶屋行ってないから!!
萱野茶屋の長生きのお茶も飲まねば!!

また行く日まで、さようなら八甲田山!!

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