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いにしえゲーム血風録 一回表 「ファイナルファイト(原始肉編)」

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 今回紹介しますゲームは、カプコンの地位を盤石なものにしたと言っても過言ではない、万民周知の傑作アクションゲーム、「ファイナルファイト」です。ゲーム好きの方なら名前はもちろん、実際にプレイされた方も大勢おられることでしょう。一時期はどこのゲーセンに行っても設置してある、大ヒット作でした。

 というのも、当時のアクションゲームのほとんどは、2頭身ほどのSDキャラクターがジャンプしたりショットを撃ったりする(「大魔界村」とか「チェルノブ」とか)、どちらかと言えば「アクションシューティング」に近いものでした。もっとも格闘系のアクションゲームも存在しましたが、やはり小さなキャラが活躍するものでした。

 しかし「ファイナルファイト」は7頭身のリアルなデカキャラが滑らかにアニメーションし、しかもガッチガチの殴り合いをする内容でしたから、それはもう大変な迫力でした。そしていわゆる「ベルトスクロールアクション」の基本形として、後継作へ大きな影響を与えたのです。それではストーリーを紹介いたしましょう。

 

 「犯罪都市メトロシティは凶悪組織「マッドギア」よって悪逆の限りが尽くされていた。元プロレスラーで市長のマイク・ハガーはマッドギアの一掃を試みるが、逆に娘のジェシカを人質に取られてしまう。キレた市長ジェシカの幼馴染みのコーディー、それとコーディーの修行仲間の忍者であるガイとともに、ジェシカ奪還のためにマッドギアへ殴り込みを掛けたのだったのだった。」

 

 大集団に少数で立ち向かっていくというのは、何とも日本任侠映画のようですが、元プロレスラーと忍者が参戦している時点で無茶な展開になるのは必至です。いやぁ、胸躍りますね!それではシステムの紹介です。

 

 ゲームは全6面、ライフ制の横スクロールアクションです。レバーで8方向に移動。ボタン1で攻撃。ボタン2でジャンプ、同時押しで必殺技を使用します(ただしライフが少し減る)。攻撃ボタンを連打することである程度のコンボを叩き込むことができ、投げ技に移行することも出来ます。またジャンプ中に攻撃すれば飛び蹴りを放つこともできます。さらに、敵に近づくと「掴み状態」になり、ここで攻撃すると膝蹴りやヘッドバッドなどを食らわせますし、投げ飛ばすこともできます。しかし逆に敵に掴まれることもあるので注意が必要です。プレイヤーは次々と現れる敵をボッコボコに倒し、あるいはボッコボコのフクロにされつつ、先に進んでいきます。そしてステージ最後のボスを倒せばステージクリアです。

 敵の攻撃を食らうと、画面右上のライフゲージが減り、ゼロになるとミスになります。また画面中央のタイムが0になってもミスとなります。残機を全て失うとゲームオーバーとなり、ダイナマイトの前で拘束され、導火線に火がつけられます。

 ステージ上にはオブジェクト(ドラム缶、ゴミ箱など)が存在し、これを破壊すると、「ライフ回復アイテム」「得点アイテム」「武器アイテム」のいずれかが出現します。「ライフ回復アイテム」は基本的に胃もたれしそうなモノほど回復量が多く(バナナ < 原始肉、「得点アイテム」は基本的に価格が高そうなモノほど高得点です(ラジカセ < 金塊)。「武器アイテム」はナイフ、鉄パイプ、日本刀の三種類があり、これらには少々クセがあります(後述)。

 

 さて、プレイヤーは以下の3人の内から1人を選択することが出来ます。どいつこいつも命知らずのマクガイバーです。

 

コーディー(以下ダンナ):攻撃力、スピードともに標準的なキャラクター。ただしナイフに関して、他の2人は投げてしまうのに対し、ダンナは投げることなく、そのままナイフ攻撃が可能となります。一応本編の主人公

・ハガー(以下市長):攻撃力は高いが、スピードが遅い典型的パワーキャラ。ただし鉄パイプを一番素早く振ることが出来る。また掴み状態から「ジャンプ→攻撃」でフライングパイルドライバーを掛けることが出来る。とにかく叫ぶ人。

・ガイ(以下忍者):攻撃力は低いが、スピードが速い、いかにもな忍者。日本刀を使うと似合う(具体的効果はよく分からない)。壁を使った三角飛びが出来るが、あまり壁がないすきなものは「ひややっこ」

 

 と、どのキャラも一長一短、というかダンナが使い易すぎの感もありますが、主人公なので仕方ありません。彼らを操り、危険な街メトロシティへ潜入します(市長が潜入というのも変だが)。それではステージを紹介しましょう。

 

・1面:スラム

 脅迫してきたマッドギア幹部「ダムド」を捕まえるため、廃屋の並ぶスラムへ潜入します。チンピラや革ジャン野郎、ゴミ箱や電話ボックスを蹴散らし、ダムドの隠れ家に辿り着きますが、そこにはマッドギアの先鋒隊が待ち構えていました…!

・2面:地下鉄

 ダムドをぶちのめしましたが、既にジェシカの姿はなく、慌てて地下鉄で追いかけます。しかし地下鉄のホームや車内はマッドギアの連中だらけ。しかも車両は緊急停車。廃線の奥には地下闘技場があり、間違ったサムライ「ソドム」が立ちはだかります。

・3面:繁華街

 ジェシカの情報を求めて繁華街へ。しかしここもマッドギアの巣窟で、うっかり捕まって金網デスマッチの大ピンチ!なんとか逃げ出すも、今度は悪徳警官「エディ」の銃が火を噴きます!おぉっと、ガムを拾うのを忘れるな!

・4面:工業地帯

 マッドギアの執拗な追跡から逃れるため、真っ赤に鉄が溶ける工業地帯へ。しかしそこもマッドギアの罠!荒れ狂う炎を潜り抜け、搬送エレベーターで頂上へ。そこで待ち受けるのは、元特殊部隊の「ロレント」。榴弾の雨あられをかわせ!

・5面:ベイエリア

 夜も更けたベイエリアの遊歩道。長い道をズラリと待ち受けるマッドギアの連中。休むことなく戦いは続き、公衆便所を抜けるともう夜明けです。しかし遊歩道の果てにはマッドギア最凶の怪力「アビゲイル」が顔を真っ赤にして待ち受けます。

・6面:摩天楼

 マッドギアのボスは大企業の総裁だった!?真偽を確かめに摩天楼へ向かえば、そこにはやっぱりマッドギア。エレベーターで高層階へ向かい、マッドギアの総攻撃をしのぎます。そして大ボス「ベルガー」登場。ボウガン連射はパンチで叩き落とせ!

 

 と、犯罪都市メトロシティを巡る大ゲンカを、君は生き残ることが出来るか?というわけです。さてこのゲーム、非常に難易度が高い。敵が大量に出現するだけでなく、カプコンお家芸である「周到な攻撃」により、あっという間に囲まれた上での波状攻撃により、ライフは簡単にスッカラカンになります。またボスがやけに強く、特に2面のソドムはパターンを掴まないと瞬殺されてしまいます。

 しかしながら、こちらの攻撃は複数の敵に同時にヒットするので、集まった敵を殴れば全員が怯み、そのまま一気にふっ飛ばすことも出来ます。よって投げ技で上手く一か所にまとめることが重要になります。この基本戦略を理解し、敵の攻撃パターンを確実に学習することで、どんな難関も必ず突破出来るように設計されています。このような設計のおかげで、プレイヤーはやればやるほど上達し、それは「多数の敵を華麗にぶっ飛ばす」という目に見える形で感じることが出来るようになっています。

 この「多数の敵を華麗にぶっ飛ばす」というのは、美麗なグラフィックとも相まって、プレイヤーに相当な快感をもたらしてくれます。多勢に無勢を引っくり返すカタルシスは、次のプレイへのモチベーションにもなっていたと言えましょう。実際、高い難易度にも関わらず、この快感を味わいたいがために連コインするプレイヤーも珍しくありませんでしたし、また一回クリアしたとしても、より華麗な戦い方を求め、あるいは別のキャラでの新たな快感を味わうために、長きに渡りプレイヤーに愛された作品でした。

 その後カプコンは「ベルトスクロールアクション」を次々とリリースします。「キャプテンコマンドー」「天地を喰らう2」「エイリアンVSプレデター」などなど、どれもカタルシスを味わえる名作ばかりでしたが、それはまた別のお話です。

 

 さて中坊の私は誰を使うんでしょう?なんとなく想像はつきますが、ともあれ「裏」に続きます。