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スポーツを中心にIT,ヲタク情報を含め、皆様の役に立つ情報を心掛けて更新していきます。複数ライターによるブログです。今までの過去記事全部載せていますので、きになるブログ2 http://kininaru.bulog.jp/ 本店もよろしくお願いします。

いにしえゲーム血風録 十九回裏ドラフト1位登場「レイフォース(Lock On Laser編)」

いにしえゲーム血風録 十九回裏ドラフト1位登場「レイフォース(Lock On Laser編)」 https://ift.tt/2HRpxqF

 前回までのアレコレ:「レイフォース」を遊んでみたくなったボンクラは、「レイフォース」を開発したタイトーの直営店に勇んで入店。特にドラマもなくカンタンに見つかり、「コイツはステキにオモシロカッコイイぜ!(魔神英雄伝ワタル風)」とどっぷりハマるも、生来のザルな集中力により弾避けに苦戦。ポンコツはやっぱりゲーメストに助けを求めるのだったのだった。

 

 

「ロックオンレーザーの極意!」

 

 …と、我らがゲーメストにデカデカと記事が載っています。どうして以前読んだ時に気が付かなかったのでしょう。このあたりが私の「ザル集中力」の由縁のような気もしますが、ともあれ渡りに船、早速記事を読んでみます。曰く、

 

「ロックしたらすぐに発射だ!」

 

 …いや、ロックしたら発射するだろう。なんでしょう、日本語で書いてあるのに理解出来ません。さてはゲーメストお得意の誤植でしょうか(代表作「インド人を右に(「ハンドルを右に」の誤植)」)。しかし「ロックしたらすぐに発射だ!」は何回読んでも「ロックしたらすぐに発射だ!」にしか見えません。どうやら文字通りの意味らしいです。しかしよく分からんので続きを読みます。

 自機の切り札「ロックオンレーザー」は、耐久力のある敵は複数ロックオン可能なのですが、フツーにプレイした場合、出来るだけロックしてから発射します。例えばロック可能弾数6発なら、6発全部ロックオンしてから発射するのです。しかしゲーメストによれば「1発ロックしたらすぐに発射」を繰り返せ、と言うのです。

 …つまり、事実上レーザーの発射ボタンを目押しで連打することになります。コレ、効果あるのか?しかし記事によれば、この「目押しレーザー」で攻撃すると、全弾ロックしてから発射するよりも早く敵を倒すことができ、つまり多く撃ち込むことが出来ると言うのです。

 …マジか!?これが本当なら、「ボスを手早く倒せる=弾避け時間が減る=ミスしない」という黄金定理が完成します!ィヤッホーゥ!喜び勇んでタイトーイン(パッと見『タトゥイーン』にも見える)へ突っ走る私でした。

 

 あっという間にタイトーインに到着。早速レイフォースをプレイです。取りあえず1面の道中は気楽にプレイし、いよいよ1面ボスに対面です。えぇと、ロックオンしてすぐに発射だな。早速ボスの本体に近づいてロックオン。いつもならロック可能な全弾をロックしますが、すぐに発射します。すると1発のレーザーがボスに命中します。うん、普通だ。

 しかしロックは「ピッ、ピッ」と続きますから、その度に発射します。すると単発のレーザーが矢継ぎ早にボスに命中していきます。…そうか、全弾ロックだと発射した後のリロード時間が全弾分かかりますが、この「目押しレーザー」だとリロード時間が1発分しかかかりません。なるほど、確かに早く撃ち込める!そしていつもよりも明らかに早く1面ボスを倒しました!

 おぉ…これはスゴイ!1面ボスのバラマキ弾を見ることなく倒してしまったではないか!そのまま2面ボスも速攻で倒すことができ、3面冒頭の中ボス「クモ型マッシーン」も3面ボスもカンタンに撃破!スゴイ猛威!全く!カンタン!だ!(ブルワーカー)

 

 そしてやってきました、問題の4面ボスであります。「バラマキ弾」、「ホーミングレーザー」、「機雷」の地獄の三重奏でコンチクショーなボスで、長期戦になればなるほどミスしやすくなる(個人の感想です)ボスです。しかし!今の私には!「目押しレーザー」がある!(ブルワーカー風)景清源平討魔伝よろしく「イヤァァァァ!」と4面ボスに飛び込みます(一部誇張があります)。

 とはいえ、敵の攻撃が激しいことには変わりなく、何機が撃墜されましたが、しかし「早く撃ち込める」ということでこちらの残機が尽きる前に4面ボスを撃破することが出来ました!やった!ゲーメストバンザイィィィ!(諸手)

 

 そして我らがX-LAYは更なる深淵へと足を踏み入れます。地面の下は広大な都市。道路が複雑に入り組んでおり、その上を輸送装置だか戦車だかが猛スピードで走り回っています。道路を走る敵機、これ即ちロックオンの的なり。ということで次々とロックオン!ボカーンボカーンと気持ち良く破壊していきますが、敵も物量戦術で来ますので、撃ちもらしが当然発生、みるみる上昇してきて無慈悲に弾をばら撒きます。で、水が高きから低きに流れるがごとく、必然として被弾(いいすぎ)。残機ゼロ。

 それでもなんとか5面ボスに到着。地下に通じる通路からバカデカい金色の人型ロボ(「C-3PO」ではない)が出て来ました!ググッと後ろに振りかぶり、まさかの鉄拳パンチ!精密機械であるはずの人型ロボなのに、どうしてニポンではすぐにパンチをするのでしょう。ともあれ何とかかわしますが、続けて肩のアヤシイキャノンから紫色セプテンバーレーザー(命名:ゲーメストを発射!雷電のプラズマレーザーのようにぐにゃっと曲がり、我がX-LAYを貫通。ゲームオーバー!ガデム!(アメリカン)

 

 …なんですか、この攻撃は!見てから避けることが到底ムリな攻撃であります。これは…、覚えろってことだね!でもクソ学生は金が無く、学習に必要な投資がむつかしいのです。ではどうするか?お分かりですね?ゲーメストです!(またか)

 「二度とやるか!バカヤロー!(画太郎風)」ではなく「もっかいやるからな!コノヤロー!(猪木風)」(脳内で)叫んだ私は、(妄想上の)流れる涙を拭うこともせず、(架空の)盗んだバイクで走り出し、(想像上の)夜の校舎の窓ガラスに突っ込みました。つまり家に帰ったわけです(ふつう)

 そそくさと部屋に転がっているゲーメストを開き、レイフォース攻略記事を読み込みます。何のことはありません、丸覚えです。ですから事実上、私のレイフォース攻略はここで終わるのですが、乗りかかった船、沈みかかった泥船、タイタニックフォーエバーですので(寝言)、一応事の顛末までお付き合い下さい。

 

 さて、ゲーメストに全面攻略記事が掲載されているのをいいことに、この小僧は丸暗記してしまいました。どうしてガッコーのベンキョーでもこの能力を生かさないのでしょう。まぁ人間、好きなことしか身に付きませんからね(正当化)。ともあれ、再びロボの元に辿り着き、ゲーメスト曰く「ロボの真横は安全地帯」ということなので、セプテンバーレーザーは回避!その後の誘導機雷も避け方丸パクリで回避!そして目押しレーザーでゴリゴリとダメージを与え、ロボはてつくずになりました(あえて平仮名)。

 思わず拳を握りしめる私!手柄はもちろんゲーメスト!加えて買ってきたのは兄者!しかしこの年頃ってのは、親の地位や親戚の芸能人を笠に着てイバるものですからね(正当化)。その後も先に進んではゲーメスト、ミスしてはゲーメストを繰り返し(最低)、また繰り返しプレイすることはバカでも効果があるようで、ある程度までは弾避けが上手くなり、4面ボスはノーミス、5面ボスでのミスも減り、いくらかの残機を残して先に進めるようになったのです。

 

 こうして6面の猛攻も潜り抜け(敵のレーザーがガンガン飛んでくるので、文字通り「潜り抜け」)謎エンジン(6面ボス)も目押しレーザーで撃破。ついに最終面に到達します。惑星中心核は真っ白な空間で、BGMも静かなものに変わります。しかしそれに反比例して敵機のスピードは最高速、スゴい勢いで突っ込んできます。

 対空ショットで高速敵機を叩き落とし、巨大な塔を昇っていきます。塔の表面にはパネルがあり、ここをロックオンレーザーで攻撃すると、モリモリパワーアップアイテムが出てきます。…これはもうすぐボスだ…。果たして塔の頂上、不気味な機械が浮かび上がります。ラスボス「Con-Human」です。

 が、この時の私はゲームの世界背景を何も知らないので、「なんかボス来た」としか思ってませんポンコツ。が、不安げに転調したBGMで、ラストバトルであることは感じ取りました。いよいよクリア目前!あとわずか!(安駄婆(源平討魔伝))

 

 

 敵の360°レーザー乱舞!

 これはゲーメスト直伝の「安全地帯」で回避!

 敵がブラックホールを発生させた!

 これにはゲーメスト直伝の「腕を壊せば消えるよ」で回避!

 ある程度ダメージを与えると第2形態へチェンジ!

 でもゲーメスト直伝で予習済み!

 

お前の手の内は、全てお見通しだ!(ゲーメストの手柄)

 

 

 そしてロックオンレーザーは「Con-Human」を撃ち抜き、爆発しました。やがて自機X-LAYは操作出来なくなり、デモが始まります。X-LAYは更に高く舞い上がり、塔の頂上にロックオン。無数のロックオンレーザーが撃ち出され…。惑星は消えました。

 エンディングを見ながら、私は「そうか、この星を破壊しに来たのか」とようやくゲームの目的を知ります。もぅ、コイツは両手両足いっぺんに捻挫でもすれば良いのに。やがてネームエントリーとなり、私は「AAA」と入れて、席を立ちました。冷静を装いつつも、この時の私の心臓は、それはそれは、速く速く、脈打っていたのでした。

 

 翌日、私は二次元氏に「レイフォース」をクリアした旨を告げ、スゲェ面白かったと声高に感想を述べました。すると二次元氏は「コイツ、今頃何を言っているのだ」と言わんばかりの、実に味わい深い、香ばしい表情を浮かべました。「あぁ、人間って、こういう表情が出来るんだ、なぁ」とボンヤリ思ったものです。

 その後も私は繰り返し「レイフォース」をプレイしました。ハイスコアを狙ってみたりもしましたし、SS版レイヤーセクションを購入した二次元氏の家で「縦画面モード」を寝転がりながらプレイしてみたりもしました(フツーのテレビは縦置きに出来ないので、必然的にプレイヤーが横に寝そべるしかない)。ここまでやりこんだのも、なにより純粋にSTGとして面白かったのが最大の理由でした。ですから後日、あまりに惚れ込んでしまったために、私は「レイフォース」のサントラを買いました。

 家に帰って封を切りますとライナーノートと共に、設定資料集が同梱されていました。ここで私はようやく「レイフォース」の物語を知ります。あまりも重たいその物語は、私をタイトーSTGの虜にする最初のきっかけとなりました。またサントラによって初めて腰を据えて「レイフォース」のBGMを聞いた私は、そのSTGらしからぬ美しさにスッカリシビれ、あっという間にタイトーサウンドチームZUNTATAのファンとなります。

 そしてタイトーの過去のゲームサウンドを漁ることを通して、レトロゲームの世界へと足を踏み込み、やがてダライアス外伝」メタルブラックをプレイすることになるのですが、それはまた別のお話であります。ここまでといたしましょう。

 

 

 

 

 それではまた、二十回表でお会いしましょう。

 



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緊急特別企画 「運とはなにか(なめくじ編)」

緊急特別企画 「運とはなにか(なめくじ編)」 https://ift.tt/2JRGUrT

 さて「春の東映まんがまつり」の途中ですが、ここで緊急特別企画として、ヒトの人生を大きく左右する要素「運」について考えてみたいと思います。決して「東映まんがまつり」のネタがなくなったわけではありません、念のため。その証拠に次回の「東映まんがまつり」のお題はとよ田みのる先生の「金剛寺さんは面倒臭い」であると高らかに宣言しておくことにします。ね?ほら大丈夫!(なにが?)

 

 何故このポンコツは何を思ったか急に「運」についてお話しようと思ったのかと言いますと、先日家の大掃除が何故かこの時期に始まりまして(4月10日現在)、その時何だかよく分からない箱が出てきまして、中を見ますと某発泡酒に付いていたプレゼント応募用のシールでありました。20枚くらい集めて応募すると件の発泡酒の6本セットが抽選で当たるという釣り企画で、枚数的には5口分はあったでしょうか。送っていればもしかすると当たったかもしれませんが、しかし送らずに箱の肥やしにしていたのですから比類なきムダであります(言いすぎ)

 これを集めていたのは寝る前の酒が何よりも楽しみ、「頭の中は酒と金」が通り名である私のオカンでありまして、シールを見つめるや遠い目をして「そうそう、一回だけ当たったんだよねぇ。それっきりクジ運がなくなったね。運を使い果たしたんだね」と聞いてもいないのに景気の悪いことを独りごちたのでした。「人生の運、総決算」とはまさにこの事なのでしょう。お釈迦様は見ておられるのです(息子として非道)

 これを聞いた私は便器洗浄の手を止め、ごく当たり前に「運は貯まるものなのかしら」と疑問、疑念、諦念を抱き、上唇を指でなぞりました(便器の汚れの行方は考えないものとする)。そして以前、昔、若かりし頃、友人である「二次元大好き氏」と因果なカードゲームマジック・ザ・ギャザリングMTG)」で遊んだ時のことが思い浮かび、我が灰色の脳細胞に展開されたロジスティックスペースがフル回転したのでした(意味不明)

 

 ここでMTGについて簡単な説明を。このゲームは2人用の対戦ゲームで、ざっくり言えば「魔法合戦」であり、プレイヤーはカードに書かれた魔法(攻撃魔法、召喚魔法など)を発動して互いにダメージを与え合い、ライフが0になった方が負け、という内容です。カードは15枚くらいが1セットとして袋入りで売られていますが、勿論中身は見えません。

 で、問題なのが封入されているカードの出現頻度でありまして、それなりの魔法カードは良く出ますが、強力な魔法はなかなか出てきません。いわゆるレアカードです。ですから強力なカードを求めて、プレイヤーはズンドコズンドコとセットを買っていくことになります。野球チームチップスとかビックリマンチョコの世界ですね、つまり(例えが古い)。現在だと課金ガチャとかですかね、良く知りませんが(ゲームはFC、SFCが一番と信じて疑わない、そんなオッサンな私)

 

 で、当時MTGにズッポリシッポリハマっていたのが二次元氏で、それこそバイト代を全部注ぎ込むくらいのキアイの入れようでした。しかし何しろ完全に運任せのギャンブルな買い物ですから、そうそう欲しいカードがヒットすることはありません。

 ところがある日、二次元氏は3セットカードを買いますと、3セットとも欲しかったレアカードが封入されていました。しかもそれがしばらく続いたのです。当然二次元氏の戦力は強大になり、私は手も足も出なくなりました(そして急激に冷めた)。その時二次元氏はこう言ったものです。「流れが来てる…!」と。

 

 

 さて、聡明な読者の皆様は、既に今回のポイントについてお気付きでしょう。すなわち

 

「運は貯まるような『量的』なものなのか、それともリズムがある『波的』なものなのか?」

 

 ということであり、今回はこの点について考えてみたいと思います(以上、異常に長い前置き終わり)

 

 これに先立ち、一応ネットで「運=貯まるもの」、「運=波」の両方を検索してみましたが、いろいろとなんかアレだったので、「いや!人には頼るまい!(軽い諦めと共に)」ということで自分で考えることにしました。

 さて、運は「量」と「波」、いずれの特性を持ったものなのでしょうか。これに結論をブッ刺す手っ取り早い方法は「もし運が『量的(波的)』なものだったらどういうことになるのか」ということをシュミレーション?いや、シミュレーションして、不具合がないかどうか調べてみれば良いのです。すなわち観察と実験(あくまでも脳内でだが)Eテレ考えるカラスを地で行く試みであります。ではやってみましょう。オデコのメガネでデコデコデコリ~ン!それいけノンタック

 

 

 …しかし残念ながら、私には思考実験を行うだけの気力体力時の運はありませんでした(平たく言うと腹が減った)。取りあえず夕飯に水餃子(エビともやしと生姜)を食べて英気を養うことにし、次回、「もし運が量的なものだったら」という世界を考えてみたいと思います。括目して待て!ユースケ・サンタマリア風)

 

 

 

 (そのうち)続く



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冬目景 「黒鉄・改」

冬目景 「黒鉄・改」 https://ift.tt/2EDgLt1

 今、ギョーカイ大注目(してほしい)、各方面で大反響(になる予定)ナウなヤングにバカウケ(死語)「春の東映まんがまつり」、第2回は冬目景先生の「黒鉄・改(くろがね・かい)であります。マンガをこよなく愛する方々の間では、「冬目景」と聞けば即座に「ざわざわざわぐにゃあああペリカとするくらい(意味不明)、とてもとても素敵な有名作家さんです。

 が、ちょっと前まで冬目先生の存在を全く知らなかった私です。この時点でマンガ読み(という単語はあるのか)として紛うことなくボンクラであるわけですが、しかしまあ、神様だか仏様だか、ともかく私達よりも高位の存在はご覧になっておられるようで(神秘体験)、かの天帝の導き、すなわち天啓僥倖ホイールオブフォーチュン(詳細は省く)によって「冬目景」の名は我がポンコツ脳髄に刻まれることとなり(大仰)、冬目作品に触れる機会に恵まれました。ありがたやありがたや。

 とはいえ、冬目作品の数は膨大なために未だ全ての作品を読むには至っていませんが、一言感想を申し上げるならば「アラアラコイツはステキだ」ということです(深刻な語彙不足)

 で、この春、冬目先生の最新作として刊行されたのが本作「黒鉄・改」というわけであります。さて、「改」とありますので、当然の因果律推論として「元祖天才バカボン41歳の春だからがあるのだろうと、奇特かつ聡明かつ般若な読者の皆様はお気付きのことと思います。YES!高須正解!冬目先生の初期作品に「黒鉄」という時代劇があり、長らく中断していたのですが、この度「黒鉄・改」として、リライト?リスタート?リブースト?リ・クリティシャス?ともあれ再開したものが「黒鉄・改」なのです。

 ということで、「黒鉄・改」のご紹介する上で都合が良いので、元祖「黒鉄」の内容のご紹介から始めようと思います。

 

 

 時は江戸時代、ならず者の渡世人をして恐れる「人斬り迅鉄」と呼ばれる凄腕がいた。金さえ貰えばどんな相手でも躊躇なく斬るその男は、しかし幼さの残る少年であった。驚異的な強さを誇る迅鉄であったが、しかしある日、わずかな油断により命を落とす。

 ところがしばらくして、迅鉄は目を覚ます。見れば体中は鋼で覆われ、視界にも奇妙な数字が見える。程なく源吉と名乗る蘭学者が現れ、瀕死の迅鉄を絡繰仕掛の身体に作り直したという。体中に仕込まれた武器と、迅鉄同様に瀕死の所を刀に改造された絡繰刀「鋼丸」を手に、蘇った亡者「鋼の迅鉄」の旅が始まる…。

 

 

 なんと主人公、サイボーグです。「サィバァゥグサァムルァイ(ネイティブによる発音)」渡世人として諸国を放浪するという、何とも奇天烈設定ですが、これがめっぽう面白かったのです。というのは、設定こそサイボーグサムライというSFなのですが、この点があくまでも「主人公の個性」という点に抑えられ、物語の主眼はあくまでも「渡世人の世界」、いわゆる「股旅もの」であり、人情話としての面白さを前面に押し出し、また際立っていたからです。

 とかくトンガッた設定の主人公を据えますと、その特性に頼り切ってしまって、物語の内容が薄くなってしまうことが多々あります。その最たる例が「強いヤツインフレ」と呼ばれるもので、主人公が強すぎるために、物語を盛り上げるためには敵を果てしなく強くするしかなくなった、というアレです。

 しかし迅鉄はサイボーグではありますが、それはあくまでも「使えなくなってしまった生身の肉体の代替パーツ」でしかなく、中には中国の暗器(隠し武器)のようなものもありますが、基本的にフツーの人間並みの強さしかないのです。先述のように「個性」でしかないのです。ですからサイボーグサムライという特性に頼ったストーリーテリングは出来ません。実際、物語は股旅ものの王道である人情話を中心として進んでいきます。しかし、これだけだと普通の時代劇と何ら変わりません。「黒鉄」の面白さはどこにあるのか。考えてみますと、それは取りも直さず最初に戻り、「迅鉄がサイボーグである」という点なのです。

 では物語上、迅鉄がサイボーグである意味は何でしょうか。それはこの手の股旅もののハイライトである「殺陣シーン」にあります。先程、迅鉄は「フツーの人間並みの強さしかない」としましたが、しかしその戦い方はサイボーグならではの奇手の連続。従来の時代劇にはなかった、スピード感溢れる殺陣が繰り広げられ、強く読者の目をひきます。

 このサイボーグゆえの時代劇の常識破りの殺陣シーンは、しかしかえって平時の迅鉄の人間らしい行動を際立たせ、王道の人情話であるはずのエピソードが、不思議とより深い人間味を帯びて感じられます。つまり「サイボーグである」という異色の設定による破天荒な殺陣が、かえって「等身大の人間の人情話」という股旅ものの王道を際立たせることに繋がっていると思われます。と同時に、平時の迅鉄の人間らしい行動が、今度は殺陣シーンの「異常な」立ち回りを際立たせていると言えます。

 平時の迅鉄の人情が殺陣シーンの迅鉄を鮮やかに彩り、殺陣シーンの迅鉄が平時の迅鉄の人情を浮かび上がらせる。この「平時と殺陣の強烈なコントラスト」こそが、迅鉄をサイボーグと設定した最大の理由でしょう。この微妙なバランスにより、結果「黒鉄」は物語の面白さと殺陣シーンの面白さの両方を手にすることになり、奇天烈設定でありながら秀逸な時代劇として完成された作品だったのです。

 

 さて、マンガで肝心要の作画ですが、細い線と太い線が効果的に使われており、股旅ものの特徴である「張りつめた空気」が上手く表現され、とても印象的です。また先述のように殺陣シーンをはじめ、アクションシーンは動きが分かりやすく、非常にスピーディです。総じて「静」と「動」がしっかりと表現され、またその書き分けが物語を盛り上げてくれます。

 加えてこの方の描く女性は非常に魅力的です。何というか、美人とかカワイイとかじゃなく、綺麗なんです。さらに肌の手触りが感じられるというか、絵でありながら平面的でない、瑞々しさと丸み、温かみを感じる作画であると思います。こんなおねえさんと一杯飲んでみたいですねぇ。もちろん日本酒ですよ。

 

 

 で、今回の「黒鉄・改」です。再開というか心機一転ということで、迅鉄と鋼丸の設定が少々変わっていますが、いつも通りあてのない旅をしています。相変わらず迅鉄の太刀筋は冴え、鋼丸の軽口も冴え、絡繰による奇天烈戦法も健在。描画は初期の頃とはさすがに変わりましたが、むしろ股旅ものとしての重みが出た感じ。あとおねえさんがやっぱり綺麗です。

 さて「黒鉄」では個々のエピソードは独立していましたが、今回は全編を通した大きな物語があるようで…。ひと波乱起きそうな予感に、久しぶりに「オラ、ワクワクしてきたぞ」をしております。あ、果たして、あ、悟空は

 ということで、他に類を見ない時代劇「黒鉄」シリーズ、ご興味を持たれましたなら旧作「黒鉄」はKindle版が出ておりますし新作「黒鉄・改」がこちらで試し読みが出来ますので、是非一度ご覧ください。ホント、オススメですよ(回し者)

 

 

 

 …アレ!?よく考えたら、今回「黒鉄・改」じゃなくて「黒鉄」のレビューになってねぇ!?いっけねぇ!てへぺろ(寒)



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【スクー】より「一生使える睡眠の技術」

【スクー】より「一生使える睡眠の技術」 https://ift.tt/2q8oyee


生活習慣や時間の使い方が出来てないと長らく課題に思っていました。
 
以前紹介したビジネス系動画サイト「スクー」さんではこうした悩みにも対応した動画が用意されている。
 
題して「一生使える睡眠の技術」。
1回目が「よくある睡眠の悩みとその解決方法」、2回目は「仕事もプライベートも充実させる睡眠法とは」でした。
 
講師自身も睡眠に大いに悩み、自身で研究し会社まで興してしまった人です。
 
以下に講義を聞きながら書いたノートを貼っておこうと思いますが、今日からすぐに出来ることとして、
 
・電球色でのコントロール、寝る前は暖色系にするなどの光のコントールが効果大
→睡眠の質を上げる効果がある
 
・寝る場所はあくまで寝る場所にする
(寝具でスマホ等をみると、寝る場所は情報収集する場だと脳がそう学習してしまう)
→睡眠の質の低下につながる
 
私も寝ながらスポーツをみたり、リラックスするのは、ストレス解消でもあるので、完全履行は難しいと思いました。
 
ただ、講師もいっていたように、「すぐにベストにできなくても、ベターにすることはできる」とおっしゃってました。
 
それに近づけるベターで自分がすぐにできる形ですぐに取り入れやってみるというのは考え方として重要だと感じました。
 
朝型に変えてみようと決意してひと月ほどなんとか続けられています。
モティベーションの大きな要因は以前書いたように、仕事の連絡等がこない朝の時間の有効活用でした。
毎日スクーさんの動画を進めて、好きなことの充実を図っています。
今後仕事の方にも役立て、やってみるのアウトプットも重視して続けていければと思います。
 
以下箇条書きでわかりずらいと思いますが、各項目について、もし興味がある方がいれば、覚えている範囲でお答えできると思います。
 
 
——
一生使える睡眠の技術 : https://ift.tt/1OPUScf
 
・睡眠は人それぞれでいい
・その人に最適な睡眠がある
・個人の睡眠を尊重する
 
睡眠不足
・怒りっぽくなる
・メンタル不安定
頭頂葉が低下 ケアレスミスが多くなる
 
・マイクロスリー
意識ないけど数秒寝てる
 
・太りやすくなる
ホルモンバランスが乱れる
 
・肌の調子が悪くなる
メラトニンが十分分泌されない
 
・時間でなく質のいい眠りが重要
・睡眠を質をあがることが重要
 
・睡眠の質は前半3時間が重要
3つのホルモンが効果的に分泌されることで決まる
「成長ホルモン」
メラトニン
コルチゾール
 
・眠りやすい
「脳の温度が低く」
「手首足首が温かい」
温める:首、仙骨、手首、足首
 
・就寝1時間前にお風呂に入る
 
・起床の1時間前に暖房をタイマー設定
 
・ベッドの上で眠る以外のことをすると
ベッドというのは情報収集する場所と脳が覚えてしまう
ベッドは眠る場所と定着させること
 
眠りのスタートラインと意識させる
 
・寝る前は『電球色』を使う
バスルームもオレンジ色がよい
あかりの色の意識
 
スマホいじりたい人はブルーライトカットなど工夫を
 
睡眠効率=寝た時間/ベッドにいた時間×100%
・ベッドの中で寝れていない時間を減らす
 
・睡眠圧=眠っていない時間の長さ
大きいほど眠れる
 
・起床から6時間後の仮眠
午後の生産性の高い仕事を実現
眠る時間30分以内にする
 
・週末の寝溜めをするのは生体リズムが崩れ、月曜日がだるくなる。
ベストをいきなり目指さずベターを目指す
どうしても二度寝をしたいときは、
「平日と同じ時間に起きて、光を浴びて二度寝する」
 
・眠れない時
脳(耳より上)を冷やすといい
 
・睡眠の直前に食事やトレーニングはよくない
避ける「お酒」
起床の10時間前に食事を済ませる
 
・深部体温をあげる
温かい飲みもの
軽いストレッチ
などはよい
 
・自分に適した睡眠時間
おきてから4時間以内に眠くならないなら、足りている目安
 
・短い時間で目がさめてしまう
いびき(うつぶせ・横向きでねるとある程度防げる)
トイレ(利尿作用のあるものは避ける)
 
・寝る前の音楽
眠れるCDなどは悪くはない
 
・起きる時間は一定がよい
 
・仮眠は6時間後
眠気のピークではなく1時間前もって先手を打つ
 
・横になるのではなく、首を固定する
 
・アルコールを摂取する前に水を先に飲んでおく
体への負担が違ってくる
 
・起床から11時間後に運動するとよい

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道満晴明 「メランコリア 上」

道満晴明 「メランコリア 上」 https://ift.tt/2EfBUJJ

 このところ新刊を次々と買いまして、そのどれもが面白く、桃源郷はニポンにあったのか!」と打ち震えましたので、今回からしばらくは「春の東映まんがまつり」と題しまして、オススメのマンガをご紹介しようと思います(意味が違う)。で、第1回の今回はわたくしめが敬愛する道満晴明先生の最新作メランコリアであります。

 

 道満先生と言えば、本ブログでも連作集「ニッケルオデオン」、長編「ヴォイニッチホテル」の2作品をご紹介いたしました。どちらの作品も1話が10ページ弱と短いのですが、しかしその内容はまさに奇想の一言。突飛で秀逸なアイデアエログロナンセンスの濁流となっており、しかも狙っているんだか狙ってないんだか、あっちこっちにブービートラップのごとく伏線を張り、見事な回収と共に鮮やかに幕が下りるという、場末の紙芝居屋でもこうはいかないだろうと唸ってしまう(例えが分かりにくい)、見事な構成を誇る作家さんなのです。

 またライトでポップな画風も道満先生の特徴で、登場人物たちの動きは非常に軽やかで、ぶっちゃけ女の子がみんなカワイイです。まぁ、道満先生は元々成人マンガ家ですから、カワイイ女の子を描くのは佐々木がフォークを投げるくらいにチョチョイのチョイでしょう(表現が古い)

 しかしそれらのキャラクター造形が不思議でカオスなストーリーテリングと合わさりますと、ライトな作画はどこか古代の壁画のように見え、物語は人間の普遍的な業を描いているように感じられ、一気に寓話性が高まります。読み手はまるで自分の心の中を見透かされているように感じられ、短いページ数の中に無限の奥行きを感じるのです。

 このように道満先生の作品をご紹介しますと、非常に哲学的でコムズカシイ印象を受けられるでしょうが、ご安心あれ、道満先生はキレッキレのギャグマンガですので、しっかりと爆笑ネタを仕込んでくれており、読み手に重苦しい雰囲気を感じさせません。不思議な話にドキドキし、バカ全開のギャグで爆笑し、読み終わってから妙に心に残る。それが道満先生なのです。

 

 さて、今回ご紹介する作品「メランコリア」は「ニッケルオデオン」同様に連作集であり、1話が12ページと短いです。内容はタイトルが「メランコリア」としてある通り、何かしら気分の晴れない人たちを描いています。引きこもってるうちに世界の終末を迎えてしまった女、謎の新薬の治験に参加した男、オンラインゲームでダンジョンを作る少女、突然女の子になってしまった少年…。登場人物の誰もが、鬱屈した想いを抱いています。

 一見、陰鬱憂鬱陰々滅々とした内容に思えますが、そこは短編の名手である道満先生ですので、小気味よく起承転結を刻んで物語に引き込み、またやっぱり道満先生ですので、ギリギリアウトなギャグでしっかりと笑わせてくれます。また先述の通り、道満先生は元々成人マンガ家なので、本作でもついついうっかり成人成分を仕込んでしまったりして非常にユカイです(諸手)。ネタバレを避けるためにこれ以上深くはご紹介出来ませんが、ちょっと変わったお話を読みたい方にはうってつけでしょう。

 また本作は連作集なので個々の物語は独立していますが、ところどころでクロスオーバーしており、意外な人物同士が繋がっていたり、ある登場人物の別の側面が垣間見られたりと、物語そのものだけでなく、物語世界の背景も自然と窺わせてくれる構成となっており、この仕掛けもまた物語の奥行きを感じさせることに一役買っていると言えるでしょう。

 

 さて、タイトルがメランコリア とありますように、おそらく次は「下」であり、全2巻で完結ということになるでしょう。そもそも各エピソードのタイトルの頭文字が「A」、「B」、「C」と続いており、上巻では「M」まで行ってしまいましたので、単純計算でもやはり次の巻で終わりでしょう。もっと読みたいんだけどなぁ。とはいえ、月刊誌連載なので下巻の発売は1年後。それまでゆっくりと待つといたしましょう。

 しかし道満先生ってのは基本的に短編を手掛ける作家さんなので、あちこちに連載しても単行本になかなかならない、したがってあまり世間に知られない、だからあまり売れない、という非業の作家さんなんですよね。ですからここはみなさんでドカンと単行本を買って、道満先生にヴァンパイアハンターの基盤代でもこしらえようではありませんか(道満先生はこのゲームの「レイレイ」が大好き)

 ということで、「なんか面白そうじゃのう」と思っちゃった方はこちらの熱帯雨林で詳細をご確認ください。で、すぐさま書店に走って購入し、存分に道満節をお楽しみくださいね(回し者)



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