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いにしえゲーム血風録 おっ、一軍復帰? テトリスの子供達

いにしえゲーム血風録 おっ、一軍復帰? テトリスの子供達 https://ift.tt/2M2RChs

 世の中には幾多数多のゲームがございますが、スマホゲームが隆盛を極める昨今、多くの方たちが遊んでいるジャンルと言えばいわゆる落ちモノパズル」ではないでしょうか。前シリーズ「回顧録」ではその中でもある程度マイナーな落ちモノパズル「コラムス」をご紹介いたしました(というのも「回顧録」は「マイナーゲームを紹介する」というコンセプトだったから)が、本シリーズ「血風録」は「敢えてメジャーを」ということで、恐らく世界で最も有名であろう落ちモノパズルテトリスのお話をしようと思います。

 …が、そこは天邪鬼な「血風録」です、フツーにテトリスの紹介なんかしません。今回は日本で発売された「亜流テトリスの数々をご紹介、題してテトリスも子供達」であります!

 

 それでは亜流の皆様をご紹介する前に、一応「テトリスってナニ?」ってところからお話しましょう。テトリスはロシアの科学者が1984年に教育用として開発したソフトで、日本ではセガがライセンスを取得して1988年にAC版を発表しました。

 ルールは4つの正方形で出来たブロック(正式名称:テトリミノ:全7種類)が10×20の縦長フィールド上部から落ちてきますので、これをボタンで回転、レバー左右の平行移動、レバー下の高速落下で操り、上手く組み合わせて横のラインを埋めていき、横のライン全て埋まるとそのラインが消える、というもの。出来るだけ隙間なくテトリミノを組み合わせていくことが生き延びるコツであります。

 一度に多くのラインを消すほど高得点になり、最大4ラインを同時に消すこと出来ます。また時間経過によってテトリミノの落下速度が速くなり、一番上まで積み上がるとゲームオーバー。サルがぶっ倒れます。文字にすると意外にサッパリわからんちんなので、プレイ動画をご覧ください。

 

 

 なんでしょうね、サル…。それはさておき、このゲームは鮮やかな色彩にカンタン操作、分かりやすいルールと妙に耳に残るBGMのおかげで大ヒットし、その後の日本におけるテトリスのお手本となり、大流行しました。

 その後任天堂がGB版のテトリスを発売、こちらは対戦モードが装備され、巷ではヒートアップによるリアルファイトが後を絶たなかったと言います(んなわけない)(一応アーケード版の前にBPS(日本初のRPGブラックオニキス」を作ったエライメーカー:いろんな意味で激ムズ)からFC版が発売されている。なかなかゲージツ的な操作系が特徴)。そして以後、日本独自のテトリスが花開いていくことになります(でもアリカの「テトリス・ザ・グランドマスター」はムズ過ぎ)

 私はGB版は文字通りサルのようにやり込みましたが、AC版は猛者達がシノギを削っていましたので、遠目から傍観するのがやっとでありました。なんでしょう、熟練プレイヤーの後ろ姿には何かしらのオーラを感じたものでして、それだけでも見学する価値がありました。が、どいつもこいつも長時間プレイが当たり前でしたので、ゲーセン側としては堪ったものではなかったでしょうねぇ。

 

 さてこの大ヒットに気を良くしたセガテトリスのルールはそのままに、プレイに明確な目的を設けた続編を開発します。それが1989年に発売されたフラッシュポイントでありました。

 このゲームは面クリア型で、テトリスではゲーム開始時にはフィールドに何もありませんでしたが、本作ではいくつかの(面によっては大量に)積み上がった状態であり、そのうちのいくつかが光っています。これを全て消せばクリアとなります。なりますが、タチの悪いことに全100面。常軌を逸するほど長く遊べる作品となっています。

 しかしこの手の面クリア型パズルゲームの王道として、低次面はこちらが心配になるほど簡単ですが、高次面は連コインも辞さないレベルの極難易度でありまして、例えば光るブロックが複数ある場合、どこから消すかを考えないと後々ブロックが積み上がって瀕死に陥ることがしばしばあります。

 さらにはテトリミノの回転法則(というのは、テトリミノは「回転」しているのではなく、構成している正方形が「移動」しているので、見た目引っ掛かりそうな隙間でも回転させることが出来る場合がある、らしい)を熟知しないとクリアするのにとてつもない遠回りをしなければならなくなる場面が頻発するのです。

 それにしてもやっぱり文字ではわからんちんですから、ここでプレイ動画をご覧いただきましょう。非常に簡単そうに見えますが、もちろんそんなことはあり得ません。しかし世の中には景清のような剛の者がいるものです…。

 

 

 

 なんか今ならマリオメーカーみたいにネットで自作面をやりとり出来そうですねぇ。でもフィールドの広さが有限ですから、すぐに頭打ちになるかもしれませんが。私もダライアス外伝の合間にプレイしてみましたが…、元祖セガテトリスカンスト出来ないヘタレには荷が重く、せいぜい20面がやっとでありまして、コラムスで3時間粘った方が良かったやもしれぬ」の歯噛みしたことが何度もありました(1プレイ50円だったけど)

 

 さてこのフラッシュポイントも人気が…あったのかなぁ。あんまりプレイする人は見かけませんでしたが、ともあれ更なる続編がセガによって作られます。フラッシュポイントがどちらかと言えばチマチマと戦略的に消していく内容だったからなのか、次作では大量消去の快感が前面に押し出されました、それが1990年に発売されたブロクシードであります。

 このゲームは元祖と同様にエンドレスで、ひたすらブロックを消していくことになります。が、本作の重要フィーチャーとしてパワーブロックというものが存在します。パワーブロックはテトリミノの中に含まれて(ブロックに文字が書かれている)登場し、通常通りラインを揃えて消すと様々な効果が得られます。効果は以下の通りであります。

 

・F:フリッキー

 画面上部よりセガのACTより「フリッキー」が登場。左右で移動でき、ボタンを押すと1マス分のブロックが1つ、真下に落とされる。落としたことでラインが揃えば消すことが出来る。フリッキーはテトリミノ同様、少しずつ降下し、地面やブロックに接すると消える。調子に乗ってヘンな地形を作らないように

・S:ショット

 画面上部より衛星が登場。左右で移動でき、ボタンを押すと弾を真下に発射、ブロックを消すことが出来る。全てのブロックを消すと全消しボーナスが入る。衛星はテトリミノ同様、少しずつ降下し、地面やブロックに接すると消える。ファミコンロッキーばりの連射が試される

・B:爆弾

 画面上部より爆弾が登場。左右で移動でき、地面やブロックに接すると爆発、周囲のブロックを吹き飛ばす。爆弾はテトリミノ同様、少しずつ降下する。エフェクトのわりには効果は地味

・16:16トン

 画面上部より分銅が出現。オパオパのアレ。左右で移動でき、地面やブロックに接すとその下のブロック全てを押しつぶす。分銅はテトリミノ同様、少しずつ降下する。綺麗に整地しているところで出現すると逆に困る

・4:4ライン

 フィールド上の最上段から4ライン、一段おきに消すことが出来る。効果は微妙

 …と、各々効果は一長一短ではありますが、有利になることは確かであります。やっぱり文字ではわからんちんなので、ここでプレイ動画をご覧ください。アイテムを最大限に生かす素晴らしいプレイであります。

 

 

 

 これまではひたすらテトリミノを組み合わせることでしか抵抗が出来なかっただけに、これらアイテムの効果はとても楽しいものでした。特に衛星は破壊の美学でしたねぇ…。

 しかし、ということは、逆にプレイヤーに不利になる条件もあるわけで、一定時間経つと地面から1ライン分ブロックがせり上がってきます。またテトリミノの落下スピードもみるみる早くなっていきます(ということはフリッキーや衛星の落下速度も上がり、上手く使いこなせなくなる)。

 この「プレイヤーに不利な仕様」の効果は絶大でして、元祖で長々とプレイしていた猛者達でも手を焼き、加えて想定外のアイテム出現によってプレイ方針が大幅に狂い、結果自滅していく方々が続出しておりました。かく言う私はそんなことは気にせず、無邪気に衛星の乱射を楽しんでおりました。あと、フラッシュポイントに比べ、BGMがとても印象的でした。あぁ、平和だなぁ…。

 

 ということで、取りあえずセガによるリメイクというかリミックスは以上となるのですが、最後のおまけとしてこちらをご紹介いたします。

 

 

 

 1990年にSNKより発売された面クリア型パスルジョイジョイキッドであります(動画は海外版です)。ルールはテトリスに準拠しておりますが、ブロックを消して道を作り、フィールド下部に位置する気球を最上部まで導けばクリアとなります。

 またブロックを消した後の挙動も異なっており、テトリスでは消したライン分しかブロックは落下しませんが、本作では無制限に落ちます。また一定数ブロックを消すとゲージが増え、全部溜まるとSTGのボンバーのように気球の周りのブロックを消すことも出来ます。

 なかなか斬新なゲーム性なのですが…非常にむつかしいです。つまりブロックを消す落ちモノとしてのパズル性と気球を導くチクタクバンバン的なパズル性が混在しているため、異なることをいっぺんに考える必要があり、これが実にこんがらがるのです。実際私も何回かプレイしましたがたちまち混乱し、あっという間にゲームオーバ、他のプレイヤーも次々と討死したという、なかなかの激ムズゲームでありました。これは刹那なゲーセンではなく、じっくり家庭用だったかもしれませんねぇ。

 

 ということで、駆け足ではありましたが、テトリスの子供達をご紹介いたしました。が、結局元祖が一番ゲームとして成立していたような…?しかし変化球なゲームもやはり楽しいものです。今回ご紹介した顔ぶれをどこかで見かけましたら、是非プレイしてみてくださいね、いろんな意味で驚きますから。

 

 それではまた、二十一回表でお会いしましょう。

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大泉君、トマトソースを作ってみないか

大泉君、トマトソースを作ってみないか https://ift.tt/34G9yqs

 「どうせまたアンタ騙されてるんじゃないですか?」、「お母さん、知ってるでしょう?」「おい、パイ喰わねぇか?」…と言ったかどうかはさておき、今回は私の下手の横好き、料理のお話であります。以前搾菜を使った料理を色々とご紹介いたしましたが…、なに?料理なんてめんどくさい?あらあらそいつぁいけませんよ。まぁ、お聞きなさい、襟を正し、シャッポ脱いでお聞きなさい夢野久作風)

 食は万物の礎、腹が減っては戦は出来ぬ、かの名将、伊達正宗公も料理を深く愛し、曰く「料理の心得の無い者は心の貧しい者である」とのたまい、やがて腐りにくい仙台味噌を開発し、兵の士気を確固たるものとしましたし(もっとも俗説)、昔から「食は万里を越える」、あるいは「餃子一日100万個」、そもそも「イーガーコーテルでありますから、以上は妄言珍言であるとしましても、料理が出来ると毎日が何かと面白おかしく過ごせるのです(端折り過ぎ)

 さて今回はイタリア料理ではド定番、ジャポンで言うところの味噌にあたる「トマトソース」を取り上げてみたいと思いますが、そもそもの事の発端は休日の前日、急に「ヨシ、明日の朝食は飽きるほどミートソーススパゲティ(あくまでもパスタではない)を喰い散らかそう」と思い付いたことなのであります。

 さてそれではと、帰りに最寄りのスパーマケットーで適当なミートソースを買い、翌朝食ってみましたが、やはり適当に選んだだけあって、それはそれはガッカリションボリな味でありました。まぁ?既製品ですから?「ハイレベルなグルメウンチクを戦わす親子」レベルの味は望んではいませんでしたが?…それにしても、どうしてミートソースなのにミート感に乏しく、トマト感に欠けるのであろう、と、休日なのに初っ端から暗澹たる気分に転落したのでありました(もちろん誇張アリ)

 そこでオレは考えたね!既製品に納得しないのであれば、己が腕(かいな)でこしらえれば良い!自作だ!自演だ!ということで、某「料理まくら」などのネット情報やスーパーで配ってるレシピ小冊子などを参考に、自分好みのマイフェアレディを追求すること幾星霜。とうとうカンタンにそれっぽいものが(したがってホンモノではない)出来るレシピが完成いたしましたので、ここに開帳いたしたいと思い立ったが吉日なわけであります。

 

 てなわけで材料はこちら。

*トマトソース(4人分)

・カットトマト缶(400g):1つ ・玉ねぎ:中1/2個 ・ニンニク:中2片

コンソメ顆粒:小さじ2と1/2 ・塩:小さじ1と1/4 ・砂糖:小さじ1と1/2

・コショウ:適量 ・ナツメグ:小さじ1/2 ・水:200cc 

・サラダ油:大さじ2 ・醤油:少々

コンソメはキューブ型なら1個

*オリーブオイルがあればなお良いが、正直どっちでも良い

 

 続いて手順はこちら。

1:タマネギとニンニクをみじん切りにする

2:鍋に油を引き、ニンニクを入れてから弱火を点ける

3:香りが立ったらタマネギを入れ、中火にして透き通るまで炒める

4:トマト缶を入れ、形が完全に無くなるまで炒める

5:水を入れ、ナツメグコンソメ顆粒を入れ、沸騰したら弱火にして5分ほど煮る

6:塩、コショウ、砂糖で味をととのえ、醤油を入れてからさらに5分ほど煮る

*醤油は隠し味で、これを入れると味が締まります

 

 …これで完成であります。うわぁ、カンタン。炒めて煮るだけですよ、奥さん。で、ここからが本題。出来たトマトソース、正直どうします?これにひき肉を入れて煮込めばミートソースになりますが、それでオシマイ?ホントに?いやいや、トマトソースには様々な使い道があるのです。

 

1:鶏肉のトマト煮

 最近はスーパーの精肉コーナーとかにも既製品の「トマト煮の素」が置いてありますよね。鶏肉と一緒に煮れば完成というヤツ。しかし今回のトマトソースを塩を気持ち強くして(小さじ1/4くらい大目に)、鶏肉とお好みの野菜(下ゆでしたジャガイモとかズッキーニとか)を入れて8分ほど煮込めば、こんなの買わなくても遥かに美味しいトマト煮が出来ます。

 しかも既製品よりも酸味が効いていますので、後味サッパリさわやか3組な代物が出来上がります。その上安くあがります。これにバジルがあれば言う事ありませんし、赤ワインの炭酸割りがあるとなかなかの法悦です。

 

2:トマトソースのスペアリブ

 先述のように、このトマトソースは既製品よりも酸味が効いていますから、脂身の強い部位と相性が良いのです。てなわけで、ド直球に豚バラ、しかもスペアリブです。大抵、スペアリブは下茹でしてから焼きますが、1本につき肉に切れ目を三か所ほど入れて焼けばしっかりと中まで火が通ります。

 切れ目を入れ、全面に塩コショウを振り、10分ほど置いてからフライパンで、最初に中火で全面に焼き色を付け、その後弱火で蓋をして7分ほど焼けば出来上がり。フライパンに肉汁が残りますから、ここにトマトソースを入れて加熱しながら混ぜ合わせましょう。これを食べると、コクと酸味が絡み合ったとてつもない満足感が得られ、とてもとてもビールが恋しくなります。

 

3:煮込みハンバーグ

 先の鶏肉のトマト煮の鶏肉をハンバーグにしただけです。ハンバーグの表面を焼き固め、そのままトマトソースの中に入れ中火にし、ブクブクしてきたらごく弱火にし、10分ほど煮込めば出来上がりです。ハンバーグの肉汁がトマトソースに溶け込み、実に複雑な旨味が楽しめます。

 ハンバーグの中にチーズを仕込んでも美味しいですし、逆にフツーの焼きハンバーグにトマトソースをかけてもステキです。乱暴な話、煮込み中は放っておいても大丈夫なので、その間に副菜やらなんやらを作れば効率的です。濃厚な料理ですので、スモーキーなハイボールと合わせるとなかなか大人の味わいです。

 

 以上はあくまで一例でありまして、無地のピザ生地を買ってきて塗りたくり、お好きな具材を乗っけてオリジナルピザを楽しむのも良いですし(この場合は水を入れず、トマト缶の水分だけで調理すると良いです)、チーズとパン粉でトマトグラタンにしても美味しいです(ナスと茹で卵を入れると夢のようです)。

 チキンカツのソースにも良いですし、シーザーサラダのアクセントにも向いています。案外米にも合いますので、ドリアにしても、リゾットにしても、鶏モモ肉と一緒にピラフ風の炊き込みご飯にしても美味しいですよ。もちろん、用途に応じて調味料や水の量は変える必要はありますが、煮込み系なら塩を気持ち強めに、ソースとしてなら水を控えめにすれば大体大丈夫です。

 

 と、なかなか使い道が豊富なトマトソースでして、今回ご紹介した作り方ならば簡単ですし、費用も安く上がりますので、手軽に作って思い付くまま乱暴に使ってみてはいかがでしょうか。これからの時期でしたらキノコ類やジャガイモ、白身魚とか良さそうですねぇ。なんか考えてみよっと。さ、どうです?トマトソースを作ってみないか?

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グリコ パピコ ピスタチオ

グリコ パピコ ピスタチオ https://ift.tt/2ZVcc8n

 てなわけで、おまっとさんでした(キンキン)。恒例という名の時間稼ぎ、久しぶりの食い物レビューの時間だヨ!今回は老舗グリコの長寿シリーズ「パピコ」の新作、「ピスタチオ」を紹介しますよ(いつも出遅れる私にしては珍しく、発売は9月2日)

 

 ピスタチオ(以下ピス)って言いますと、私は真っ先のイの一番にボカ~ンと思い付くのは、スーパーとかの珍味コーナーであります。ピーナッツ、チー鱈、何だかよく分からないアソートなどなど、どっかの居酒屋で豪遊したい、でも財布の中身が氷河期で、仕方なく合成甘味料と合成酒がごったまぜになった駄チューハイと共に貪る、我ら野郎共の生きる糧であります(おおげさ)

 さてナッツ類には先述のようなピーナッツをはじめ、アーモンド、カシューナッツ、塩豆(大豆)、クルミなど、実に多くの種類がありますが、ピスはその風貌からして異様であります。すなわち「緑」でありまして、これだけでも「…食い物?」と首を傾げざるを得ませんし、その堅固で強固でつまりはカッタイ、まるでバルタン星人の手かと見紛う容貌の殻を割るところからしてなかなかと手間であり、「キット金持ちは召使に全部の殻を割ってもらっているんだろうな…、ドバイ」と妄想するにはもってこいのナッツなのであります。

 しかしながら、ああ、しかしながら、私はこれらナッツ類の中でピスがイの一番に大好きであります。アーモンドよりも甘く、カシューナッツよりも濃厚で、塩豆は置いといて、クルミよりも香ばしいその風味は、あぁ、実に実に筆舌に尽くしがたく、結果として延々と殻を割り、延々と口に放り込み、延々とボ~リボ~リと喰らい続けるわけで、現在の私のデブの一因と言っても過言でありましょう。

 そんな私の目の前に、ただでさえ好きなパピコにピス味なんぞが現れてごらんなさい。パピコ(好き)×ピスタチオ(好き)と思いきや、実はパピコ(好き)のピスタチオ(好き)乗であったという話でありまして、文字通り指数関数的に私の期待はズンドコウナギ昇ったわけでありまして、気が付いたら床の間を背にパピコピスを握りしめていた自分を発見したとしても、まったくもって不思議ではないのだよ、関口君(京極堂

 

 で、早速食べてみようと思ったわけですが、いやいやお待ち、確かに昔のパピコは乱暴な話、凍らせたチューチュードリソクでありまして、カッチカチに凍ったソレを前歯奥歯でガ~リガ~リ噛みしだく代物でありました。しかし!21世紀の現在!パピコバイバイン真っ青のスピィドで進化!昭和の昔では到底製造不可能であったナノレベル(いいすぎ)の極小微細氷を実現!メーカーをして「なめらかさ深まるフローズンスムージーと言い切るまでにグレードアップ!しかし買ったばかりの状態は、それこそ昭和の昔と同じようなカッチカチですので、しばし己が掌(たなごころ)で溶かさねばなりません。てなわけで、そぉれギュッ。

 

QQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQ(時の流れを表現しています)

 

 ヨシ!やんわり握れる柔らかさになったばい!早速飲み口を引きちぎり(ちゃんと取っ手がありますよ)、はむと加えてチューとしますと、私、思わず叫びましたね、「ホむはァー!」と。わずか一口で脳天延髄をぶんなぐられたのは、後にも先にも「ドクターペッパー:チェリー」を飲んだ時以来でありました。

 その濃厚さ…。ピスの持つ油分のコクが忠実に再現されており、舌の表面どころか口腔内全体にしっとりと油分が感じられ、やがて旨味へと変化していきます。次いで控えめながら舌に絡みつく甘みが襲い掛かり、同様に口腔内全体へと広がりますが、全くくどくありません。そして最後にピス最大のウリであるアノ風味…。ローストピスを使っただけあって非常に香ばしく、しかし惜しげもなくフッ消え、後味は非常にさっぱりしています。また不思議なことにピスのしっかりとした歯ごたえまで感じられてしまいました。もちろん本商品にはピスのツブツブなど入っておりませんが、このような錯覚を感じるくらいの高い完成度であると言えます。これは…、ウマいものナリよ…、キテレツ…。

 

 いや、正直もっとデカいサイズ(2ℓくらい)で飽きるまで食いたいと思いました。が、人生これ中庸ニュートラルルート)、何事も程々が良く、望みが叶ったところで食べきれず、せいぜい冷凍庫の肥やしに成り果てるのがオチでありましょう。そう、これで良かったナリよ、キテレツ…。

 

 いやはや、グリコはとんでもないものをこしらえてしまいました。そして購買欲を煽るかの如く、期間限定。気が付くと食べられなくなってしまいます。となれば、ここは我ら勇んでバカ購入し、製造が追いつかなくなって販売中止になり、二か月後くらいに再開され、そこでもバカ購入し、ついにはグリコにこのピスをレギュラー化させるしかありません。

 一応公式サイトはありますが、大したことは書いてないので割愛。今すぐお使いのPCを叩き落とし(電源を)、近くの「奈々と重一」なり「家族市場」なり「牛乳屋のオヤジ」なりに駆け込んで、買えるだけ買っておくんなさい。そして友人知人親戚に啓蒙してやっておくんなさい。我々の活動が「パピコピス」のレギュラー化につながるのです。

 

 以上!妄言終わり!(自覚はある)

 

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アイスの当たりについて考える 2019 初秋

アイスの当たりについて考える 2019 初秋 https://ift.tt/2ZL74mW

「やぁまだぁ~!」

「おっ、岩鬼だな!?グワラグワラギコーン!あぁ、大甲子園…。」

「行ったこともないのに感慨にふけるなよ、山田。」

「…で、今日は何用だ、鈴木よ。」

「この間な、ガリガリ君のシークワーサ味を食べました!」

「あ、オレも食った!あれ相当ウマいけど、『奈々と重一』でしか売ってないのよな。」

「何故なら限定販売だからです!ワタシの所にしか売ってないヨ!すわ、いい商売なり!」

「道理で近所の駄菓子屋にないわけだな。さ、明日から通うかな。」

「で、ここからが本題です。」

「コトネの声優さんが引退でもしたか?」

「たとえネタでもその言葉、オレの前では二度と口にするな…。」

「すまん。」

「あのな、当たらんのよ。」

「…もしかしてひょっとして、ガリガリ君が?」

「YES!物心ついてから幾星霜、買いに買いに買ったというのに!当たらない!こはいかに!」

「…一説によると1/100の確率らしいが。1ケースに一本の割合だそうだよ。」

「いきなり答えを言うな!下郎!」

「すみません。」

「…そもそも私が問題にしているのは、確率の問題ではないのだよ。」

「エッ!じゃぁ、どういうワケなんで…?」

「何故アイスには当たりがあるのか?これは我らアイス食いが長年に渡り頭を悩ませ…」

「…購買意欲を促すためだろ?もう一本食べられるかもしれないなら、当たり付きを買うだろ。」

「だからいきなり答えを言うな!クソ虫!」

「クソ…!」

「よいか、山田よ。世の中は正論を吐けば良いというわけではないのだ。」

「はぁ。」

「ミッキさんの国で『あのミッキさんの中には人間が入っているのよ』と君は言うかね?言わないだろう?」

「う、ぬぅ…。」

「『「ひらめきマテリアル」のコトネの声を充てているのはこういう人だよ』と君は言うのかね?え、言うのかね?」

「それはお前の方が詳しいだろう。」

「ちなみに今、35周目です。えぇ、飽きません。」

「そうですか。ともあれオレが悪かった。」

「うむ、半分許す。」

「半分…。」

「さて、何故当たりはあるのか?それは当たりがあれば、それを目指して多くの人が買ってくれるだろうという戦略だ。」

「さっきオレが言ったじゃんか!」

「士郎、貴様のは物事の表面、上っ面だけをなぞった小賢しい悪知恵に過ぎん。以後慎め!」

「…お前、ホントに当たらないの怒ってるんだな。」

「げに。まぁ、つまりは広告なわけだよ。」

「…いきなりフランクになったな。まぁ、確かに広告の一種だろうね。」

「しかしこの広告、ある種諸刃の剣だと私は思うのだよ、大泉君。」

「どういうことだ、ヒゲ。」

「このアイスは当たり付きである。しかしこの店でいくら買っても当たりが出ません。さ、プレイヤーはどう考える?」

「…オレは運が悪いから、アイスなんて買わないでお湯でも飲んでれば良い。」

「そこまで己を卑下するな、山田よ。あとでブラックサンダーアイス買ってやるから。」

「ごちそうさまです。」

「多くのギャンブラーは、そのように自分の運の無さを責めたりはしない。市井の雀荘にはアカギよりもニセアカギの方が多いのだよ。」

「分かりにくいたとえだが、分かった。ならどう考えるのだ。」

「この店には当たりがない。」

「なッ!?」

「もっと言えば、『この店は意図的に当たりを隠している』。」

「そんな八百長が…ッ!?」

「あるかどうかはひとまず置いといて、そういう風に考えるものなのだよ、人間は。」

「…つまりお前もそう考えているわけだな?」

「…あの駄菓子屋ッ!二度と行かねぇ!」

「…オレも行ってる駄菓子屋かな?」

「そのような噂が立っては胴元としてもたまらないだろう。となると、山田君、どういう手を打つかね?」

「え、要は『当たりが多く出る』っていう噂が立てば良いんだから…。まさか…!」

「さすがに君は賢い子だ。」

「街に噂を流し、噂システムによって噂を現実化させるんだな?」

「…それは『ペルソナ2』だねぇ。今やってるの?」

「カジノから出られません。」

「分かる…ッ。しかしあながち間違いではない。要は『当たりが多く出れば良い』…。」

「塾長!それはまさか!」

「そう、当たりを多く入荷すれば良いのだよ。」

「まさに…ッ!八百長…ッ!真に倒すべきは会長ッ…!ていうか、やっぱりオレのは間違いじゃね?」

「良いかね?メーカーが完全にランダムで1/100の確率で1ケースを梱包しても、当然ある程度の偏りが出る。」

「ふむふむ。」

「『当たりが出る店である』という噂は、胴元にとって願ってもない広告。それが完全なランダムで全国の胴元に振り分けられるとは考えにくい。そうだろう?」

「いい加減、胴元っていう呼び方止めない?」

「メーカーにとしては、胴元が有利になる条件はメーカーに貢献した胴元にこそ与えられるべきと考えるだろう。」

「メーカーに貢献?…そうか、たくさん仕入れた店に…?」

「そう、大量に仕入れた胴元に当たりのアイスが多く振り分けられる。これこそ理に適っているだろう?」

「確かに…。ん?待てよ?ということは…どれが当たりなのかが…?」

「そう、メーカーは多くの当たりを確実に梱包するため、胴元は確かに当たりが送られてきたことを確かめるために…!」

「何かしらの形で、パッケージから当たりを判別する方法が…ある?」

「ついに辿り着いたな、人の子よ!アイスの当たりは人為的に操作されているのだ!」

「なんということ…!」

「だから君の答えは上っ面だと言ったのだ。」

「…しかし、ならば敵の逆を突けば…勝てる?」

「ひょ~おッ!その通りだよ兄さん!」

「坂崎のおっちゃん…。」

「ということで、だ、山田君、協力してくれるかね。」

「は?」

「いや、だからね、当たりの袋とハズレのの袋には違いがあるはず、という答えになったわけだろ?」

「…うん。」

「この二つを比較するためには、当たりの袋を何とかして調達しなければならないわけだよ。」

「うん?」

「つまりな、これからアイスをバカ買いして、当たりを引いて、袋をオレに寄越せ、と、こういうわけだよ。」

「…え~~~~~~~。」

「ほら、足で稼げってよく言うだろ?」

「…あ、アイスといえば、『運とはなんぞや』ってどうなったの?」

「…あっ。」

「…近日やります。」

 

 

 いろいろとおわり

 

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いにしえゲーム血風録 二十回の彷徨 「ダライアスと誰か(G ZERO編)」

いにしえゲーム血風録 二十回の彷徨 「ダライアスと誰か(G ZERO編)」 https://ift.tt/2HuwYFn

 前回(といっても遠い昔)までのいきさつ:長年の宿願叶い、とうとう魔都東京にて初代ダライアスをプレイしたバカ。そこは初プレイなので有無を言わさず撃墜されたが、何事もオリジンに触れることは幸福なことであり、つまりは「ついにやったな!ちくしょう、ふるえがとまらねえぜ!(ファイナルファイト)」とホクホクと満足感を得るものの、「じゃあダライアスⅡはどこにあるの?」と至極当然な願望を抱いたバカだったのだった。

 

 さて「受験の上京ついでにダライアスを探そう」という不埒な動機がたたってか、私の大学受験は見事に失敗し、今思えば私の人生を象徴するかのような人生一回休み、浪人生活となりました。しかしこれで「よし、この一年はゲームは封印だ!」となるほど私のゲーム脳は軽度ではなく、程度は減りましたが、やっぱりゲーセン通いが続きました。

 それと並行して足繁く通っていたのが、以前も血風録に登場しましたが、同級生であり(色んな意味で)サムライである「二次元大好き氏(以下二次元氏)」の家でした。彼はすんなりと県内の大学に進学し、実家を離れて祖父の遺産であるらしいきったねぇ一軒家を借りて住んでいました。一人暮らしの家には友人が入り浸るは必然であり、私も例にもれなかったわけであります。

 

 さて名は体を表すと申しますように、二次元氏はありとあらゆる二次元が大好きでした、アニメ、ゲームはもちろん、当時流行っていた「マジック・ザ・ギャザリング」にもドップリはまり、部屋にはいわゆる「薄い本」も高々と積み上げられていました。つまりはサブカルチャーの魔窟だったわけで、ゲームくらいしか触れたことのない私には非常に、そう非常に、刺激的な体験でありました。

 さて二次元氏は主にPCで遊んでいましたが、コンシューマも色々と持っており、特にセガサターン(SS)がお気に入りでした。SSは非常に硬派なラインナップで有名であり(もっともアレなゲームも色々ありましたが)、以前ご紹介した「メタルブラック」や、「レイフォース(SS版は「レイヤーセクション)」、「ダライアス外伝」など、ガチのSTGも好んでプレイしていました。私もそのおこぼれに預かり、「おや、これはなかなか面白いゲームだな、ふむぅ」とよく分からない感激を抱きつつ、ゲームの見聞を広げていたものです。

 

 その日も家を訪ねると、やはり二次元氏はSSで遊んでおりました。横スクロールのSTGなのですが、何故か画面が小さく見えます。そして燃え盛る炎の上を緑色のバリアを張った自機らしき戦闘機が飛んでおり、程なく画面右端から魚型の大きな敵キャラが…。

 …コレ、ダライアスじゃね?そうです、自機はよく見れば我らが「汎用捕鯨船シルバーホークですし、緑のバリアはつまりはアームでありました。…しかしこんな燃え盛る炎が出てくるステージは見たことがありませんし、対空ショットも見たことのない形状のものです。はて、SS版のオリジナルステージか、アレンジなのかしら。その旨を二次元氏に尋ねますと、いつもの愛想のない声でダライアスⅡだよ」とつぶやきました。

 それを聞いた私の脳髄がしばしフリーズしたのも無理のないことです。ダライアスⅡ?今ダライアスⅡって言った?コレが?あれほど探していたダライアスⅡがこんな所に?気が付けば「ふおおおおおッ!」とケッタイな咆哮を繰り出す私。それを横目に「あぁ、また面倒臭いことになった」と諦め顔の二次元氏。私は二次元氏の横にペタンと座り、食い入るようにゲーム画面を見つめました。

 

 少しして、シルバーホークは戦艦から飛び出したヤドカリに吹き飛ばされ(何を言っているのか分からないかもしれませんが、見たままを書いています)、二次元氏はSSの電源を落とし、私はしばし呆然としていました。私は何一つコンシューマを所持したことがなく(家にはテレビが一つしかなかったので、ゲームでテレビを占有されることを家人に嫌われたから)、歴代のコンシューマのラインナップはまるで知りませんでした。ですからSSにダライアスⅡが移植されていることなど全く知らなかったわけで、今思えばこの頃から私は比類なき情報弱者であったようで、この時もゲームに理解の無い家人を少々呪ったものです。

 しかし…、移植にしては少々引っ掛かります。ゲーム画面はモニターの上下が真っ黒で、その中央に横長に表示されていました。何故もっと大きく表示しないのか?しかしすぐに気が付きます。ダライアスⅡは二画面の専用筐体でした。つまり忠実に移植しようとすると、必然ご家庭のテレビが二つ必要になるわけです。そんな無茶な移植はないでしょう。

 じゃあどうするか。一画面に無理矢理に画面を押し込むしかないのです。で、その結果がたった今見たゲーム画面、二画面を縮小して一画面に収めたわけです。なかなかアクロバティックな方法ですが、しかし縮小しているおかげで非常に敵弾が見にくいのでした。移植はしたけど、やりにくくね?そんな素朴な想いを二次元氏にぶつけますと、彼は今一度SSの電源を入れました。

 

 先程見た炎の面が始まりました。どうやらゾーンAだったようです。二画面ぶち抜きは迫力がありますが、やっぱり敵や敵弾が見えにくいです。そこで二次元氏が手元を操作しますと、なんと画面がヌーンと拡大し、モニター一杯にまで広がりました!おぉ!拡大出来るのか!

 しかし拡大すると二画面のうちの一部しか見えません。結果画面外から敵弾が突然飛んでくる事態となり、平素以上の反射神経が求められます。そこへ再び二次元氏が手元を操作しますと、フヒューと今度は縮小し、少し先の様子が見えるようになりました。そこで二次元氏は電源を落とし、「こういうことなのよ」と香ばしく微笑みました。

 

 なるほど、精密な弾除けが必要な時はいくらか拡大し、戦況を確認したければ縮小すれば良いのか…って、これ相当むつかしくね?敵を打ちつつ、敵弾を避けつつ、拡大縮小も行わなければならないということですよ!?

 この点について二次元氏は非常に大人な見解を持っていました。曰く「そういう仕様」だそうで、家庭用ならばアーケード版がいくらかスケールダウンしても仕方がないだろう、それでなくてもダライアスⅡなんだから、と割り切ったそうです。とはいえ、やっぱりゲーム操作と拡大縮小の同時進行はムリらしく、ですから先程のように小さな二画面にして遊んでいたそうです。

 

 むぅ、人間これ工夫ッ!そして修練ッ!いかな変形版とはいえ、ダライアスⅡには変わりありません。私もとっとと割り切り、早速プレイさせてもらいました。まぁ初プレイですし?変形版だし?あっという間に吹き飛ばされたのは言うまでもありませんが、しかしその後も度々二次元氏の家に行ってはダライアスⅡをプレイすることになりました。

 プレイした思ったことは「クソむずい」でした。初代以上に地形に隠れた敵機が多く、またアイテムが「特定編隊を全滅させると出現する」に変わったので(初代は色違いの敵機を破壊するだけでよかった)、敵の猛攻に押されて編隊の最後の一機を逃すこともしばしば、まるでパワーアップ出来ませんし、アームの補充も出来ません。

 またミスするとその場復活ではありましたがパワーダウンした状態になり、なのに敵の攻撃は激しいままなので間を置かず撃墜されます。さらにボスの攻撃も序盤から激しく、完全に覚えゲーでありまして、たまにプレイする私は遅々として攻略が進みませんでした。結果としてはコンティニューしまくりで何とかラストゾーンの一つをクリアしたに留まったのです。

 うむ、一応、ダライアスⅡはクリアした…。したのか、コレ?やはりプレイ環境の苛烈さがアダとなり、結局その後SS版ダライアスⅡをプレイすることはありませんでした。しかしグラフィックや楽曲の美しさは非常に印象に残り、いつかアーケード版のダライアスⅡをプレイしたいものだと思いました。

 

 その後、何とか東京の大学に合格した私は上京し、やはりゲーセン小僧を謳歌していました。とはいえ、時は格ゲー全盛期、格ゲー音痴の私には肩身の狭い時代であり、また地元にいた頃にPSの「ナムコミュージアム」に触れたことをきっかけに、私の興味はレトロゲームへと移っていました。そう、前回お話しした「トライ・アミューズメント・タワー」に、もっと言えば都心のゲーセンへとレトロゲームを探しに行くようになっていたのです。

 しかしトライには初代しかなく、仕方なく「ナイトストライカー」をやり(とてもとても楽しかったです)、帰りに新宿周辺のゲーセンをうろつきまわる毎日でした。その日も新宿界隈を回遊し、あるタイトー系列のゲーセンを見つけました。トライに負けずの7階建てで、何と最上階はレトロゲームのコーナーがありました。

 タイトー…。ダライアスタイトー。もしや…。そう思い最上階に向かいますと、エレベーター脇のスペースにそれはありました。トライで見たものと同じような軽自動車大の筐体。しかしロゴはダライアスⅡ」…!私の足元は不意にムズムズと揺れました。とうとう見つけた!中を覗きこめば、二次元氏の家でプレイした水星ステージのデモ!私は夢中で財布から100円玉を取り出し、意気揚々と投入しました。

 

 飛来するシルバーホーク、襲来する敵機、そこへ流れるナレーション、ツナ・サシミ!もちろん私も「ツナ・サシミ!」

 視界一杯に広がるゲーム画面は凄まじい迫力で、そこへゾーンAのBGM「Olga Breeze」が腹まで響きます!あぁ、やっぱりSS版とは全然違う!やっぱ見やすい!まあ、フツーのSTGに比べればやっぱり見にくいけどな!私はニヤニヤと気持ち悪く微笑みながら、二次元氏で何度となく修練したコースを辿ります。ここに敵編隊、ここの核トーチカはこのタイミングで破壊…。そうさ、覚えゲーならば覚えれば良いんだ!

 思いのほか順調に進み、やがて私の大好きな金星ステージのBGM「JAMMING」が流れ始め、あまりの嬉しさに恍惚となったのを覚えています。いわばスポーツ選手のZONEにでも入ったのでしょうか、その時のプレイは超避けの連続で、遂にはワンコインでは辿り着けなかった最終「木星ステージ」にまでやってきました。

 そこへ流れるBGM「Say PaPa」…。自力で聞けるとは思ってもみなかった私は、恥ずかしながら大変動揺し、一つの凡ミスを皮切りにあれよあれよと撃墜され、惜しくも全面クリアとはなりませんでした。

 

 ネームエントリー画面を前に、私は感動のあまりへたり込んでいました。胸はドキドキと高鳴り、それはもう座りションベンものだったと言えましょう。これぞ、ダライアスである!最高の形でアーケード版ダライアスⅡに触れることができ、私は満足して家路に着いたのでした。

 

 こうして私のダライアス巡りは終わり、時は流れてゲーセン自体に行かなくなってしまいました。STGやACTなどのジャンルが激減し、代わりに格ゲーがみるみる台頭してしまったため、私のゲームライフはコンシューマに移ってしまったからです。しかしまた時は流れ、最新コンシューマでレトロゲームをダウンロードして楽しむ時代となり、また複数のレトロゲームタイトルを一本にまとめて楽しめる時代にもなりました。

 そして先日、switchから歴代ダライアスをまとめた「ダライアス・コズミックコレクション」がリリースされました。今やテレビもswitchのモニターも横長となりましたので、SS版のような無茶はしなくて済んだようで、無理なく移植されている模様。これまでswitchには全く興味がありませんでしたが、これは~買おっかな~と思案中。

 

 そう、私はゲーセン小僧ではなくなってしまいましたが、未だ「レトロゲーム小僧」ではあるのです。

 

 

 …と、まるで血風録最終回のような締め方でしたが…、何か忘れてませんか?そう、「Gダライアス」ですよ。このゲーム、ダライアス外伝同様に私もかなりやり込みまして、今回の「ダライアスとわたくし」には収まりませんので、章を変えてお話しようと思います。まだまだ血風録をよろしくお願いいたします。

 

 

 それではまた、二十一回表でお会いしましょう。

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