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スポーツを中心にIT,ヲタク情報を含め、皆様の役に立つ情報を心掛けて更新していきます。複数ライターによるブログです。今までの過去記事全部載せていますので、きになるブログ2 http://kininaru.bulog.jp/ 本店もよろしくお願いします。

「ハクメイとミコチ」がアニメになったよ!あと6巻も出たよ!

ハクメイとミコチ」がアニメになったよ!あと6巻も出たよ! http://ift.tt/2DOdSqL

 以前、私の大好きなマンガハクメイとミコチについて、「『仕事』と『人となり』」を絡めてご紹介いたしましたが(なんだかこむつかしい内容になってしまい、のちに猛省しましたが)、この度、「ハクメイとミコチ」がアニメ化されました。

 …が、正直、私は好きなマンガがアニメ化されることを手放しに喜ばないタイプであります。当たり前ですが、マンガとアニメは違うメディアでありまして、マンガにはマンガの良さ、アニメにはアニメの良さがあるわけで、その逆、つまりマンガでは苦手な表現、アニメではむつかしい表現もあるわけです。

 例えば、マンガはいくつかのコマを連続させることでお話を展開していくわけですが、良い作品では、コマとコマを視線で追っていく時に心地よいリズムがあるもので、それが語りのリズムとなっており、驚くほどスルスル読めてしまうのです。また、マンガではあえて「…」と沈黙を表現することがあります。これはその場面の空気や、登場人物の心情を表現しており、下手にセリフを喋らせるよりも効果的です。さて、これらの点をアニメで表現しようとしたら、どうしたら良いのでしょう。私には想像もつきません。

 逆に、アニメではその基本的要素である「動く」という点を最大限に生かし、派手なアクションシーンや、あえて動きの少ない場面を挿入したりして、やはりお話にリズムをつけています。また「喋る」という点もアニメの強みでして、文字では伝わりづらい感情表現や人間臭さも、声を通して心に響かせてくれます。さて、これらの点をマンガで表現しようとしたら、どうしたら良いのでしょう。私にはちっともさっぱり分かりません。

 

 そういうわけで、私は「マンガのアニメ化」や「アニメのマンガ化」には非常に懐疑的です。そもそもマンガもアニメも「そのメディアの特性を十分に生かした表現」をしているもので、極端な話、「マンガでしか出来ない表現」、「アニメでしか出来ない表現」で作品世界を構築しているはずで、したがって他のメディアでその作品世界を表現することは不可能であるはずだからです。

 ここで「ハクメイとミコチ」というマンガについて考えますと、この作品は素晴らしい書き込みや可愛らしいキャラクターが注目されますが、私は「登場人物たちのやり取り」、もっと言えば「間」に目が行きます。どのような作品でも、登場人物には特有の間、つまり言動や行動のリズムがあるものですが、この作品では間が丁寧に描かれています。そして登場人物たちはやりとりを通して各々の間がゆらゆらと変化し、1人の時とは違う振る舞いをするところに面白味があるように思えます。

 例えば活動的なハクメイはポンポンと喋り、ちょこちょこと走り回ります。ミコチは言葉を選ぶようにゆっくりと話し、あまり走り回ったりしません。この「動」と「静」である2人が一緒に過ごすことで、ハクメイは珍しく物静かになり、ミコチは驚いたことに狩人の目になったりもします。このような「間の変化」が各エピソードをより一層楽しいものにしてくれるのです。

 この「間」というのは、言うまでもなく作画やセリフ回しの効果によるところですが、加えて先述のコマを目で追うことによって生まれるリズムによるところも多いように思えます(なんとなくですが)。小説で言うところの「行間」、この場合は「コマ間」でしょうか。そこにこそ、登場人物たちの間ややり取りの妙が滲み出ているように思えるのです。

 ですから今回のアニメ化の話を聞いた時、私はコマのリズムによって演出された「登場人物たちの香ばしいやり取り」がしっかりとアニメで表現出来るのか、ちょっと首を傾げたのです。で、先日第一回を見ました。うん、杞憂でした。原作の雰囲気や登場人物同士のやり取りが丁寧にアニメに起こされていました。やだ、ステキ。

 

 さて、私はアニメには全く詳しくなく、したがって「監督が誰」とか「声優が誰」とか「作画が誰」とかは全く知りません。ですから映画を紹介する時と同じスタンスで、ボンクラなりにアニメの感想を述べたいと思います。

 

・総天然色がステキ

 当たり前ですが、アニメはカラーでした。いや、この作品に関しては、カラーというより「総天然色」と言う方がふさわしい気がします。ともあれ、原作はモノクロでしたので、総天然色になっただけで「わぁ」とバカみたいに感激してしまいました。

 というのも、本作は結構「色」が重要なファクターである場合が多いのです。例えば第一話では「夕焼けトンビ」という全身真っ赤なトンビを探しに行く話なのですが、原作はモノクロであるために、この話の劇的な転換点がちょっと不発となっています。それがアニメによる総天然色化で、本来の衝撃が受け手に伝わったように思えます。

 また本作の鉄板の話題である「美味そうなメシ」も、原作はモノクロながらも美味そうでしたが、アニメによる総天然色化で「美味そう加減(ヘンな日本語)」が青天井となってしまい、非常に危険な代物となっております(褒めてますよ)。いやぁ、色って大事なんですね。

 

・動きがステキ

 当たり前ですが、アニメですので、キャラクターは動いています。しかしコレ、私にとっては非常にありがたい点で、動いているハクメイとミコチを見て、私は思わず「生きてる!動いてる!(のび太風)」と言ったとか言わなかったとか。

 というのも、原作は非常に細かい書き込みで素晴らしいのですが、ごく一部、動きが分かりづらい箇所があるのです。私がポンコツなのでしょうが、動きがよく分からないが故に、頭が話の流れから離れてしまったことがあったのです。第一話の「夕焼けトンビ」の話の最後には少々アクロバティックな動きがあるのですが、残念ながら、私にはその動きが読み取れなかったのです。

 しかしアニメを見ますと、当然のことながら動いていますから、どうアクロバティックな動きなのかがよく分かりました。おかげでこの話の最大の山場がとても印象深いものに感じられたのです。

 

・声がステキ

 当たり前ですが、アニメなので、キャラクターが喋ります。この点は先述の通り、アニメの強みでありまして、原作では文字でしかなかったセリフに血が通うのです。ハクメイの心底腹が減った感じのボヤキや、ミコチの「また始まった」的な呆れっぷりなど、素人ながらも「なるほど」と意味不明な納得をしてしまいました。

 ただ、ハクメイはハスキーな声だと勝手に思っていたので、正直、最初は「ん?」と思いましたが、慣れるとむしろやんちゃなハクメイにピッタリに思えました。ミコチは想像通りの落ち着いた声で、ちょっと大人な感じでステキです(エンディングの歌も歌っていて、やっぱりステキ)。あと第二話に登場したラウンジ「小骨」のマスターの声が適度にチャラい感じで、なんか笑えました。

 で、声優さんが誰なのか、私は全く知りません。なので、この声優さんたちが、他にどんな役を演じたのかも知りません。知りませんが、本作ではピッタリだと思いました。この先、イワシの親方やナライ会長がどんな「シブイ」声なのか、実に楽しみです。

 

 

 ということで、面白かったっス!次回が楽しみだなぁ…。いやぁ、マンガをアニメ化するのも結構良いですね(最初と違う)。あ、そうそう、アニメ放送と同時に、最新刊の6巻も出ました。6巻では本作を彩る濃すぎるバイプレイヤー達が大活躍で、話の毛色も実に様々、えらいこと面白かったです。こちらもオススメですよ。アニメの詳細はこちらの公式サイトからご確認ください。お時間とチャンネルの都合が良ければ、是非ご覧くださいね(回し者)



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BSプレミアム 「世界入りにくい居酒屋」

BSプレミアム 「世界入りにくい居酒屋」 http://ift.tt/2EzZykH

 以前もお話ししましたが、私はたいそう酒好きでして、家飲みはもちろん、かつては毎日のように街に繰り出しては、居酒屋でせっせと稼ぎを酒に変えていました(江戸っ子)。私は居酒屋が大好きなのです。そうですとも、大好きなのです。

 (遠い目をして)居酒屋…。そこは文字通り溢れんばかりの酒とステキな肴がズズズイと顔を揃える、まさに泥酔のワンダーランド(古舘伊知郎風)。聞いたこともない酒を片手に、知らん国の料理に舌鼓どころか「ウマイウマイ」ポンコツ感想と共に食い散らかす瞬間はとてつもなく愉快で、つまり私にとっての居酒屋とは「新たな味覚に出会える場所」でありました。

 しかし最近は居酒屋とはとんとご無沙汰です。というのも、この頃の居酒屋はチェーン展開に拍車が掛かったのか、どこに行っても同じ酒、どこに行っても同じ料理となってしまい、新奇なステキ料理を出してくれるイキな居酒屋は、ネットを駆使した上、路地の奥の奥へと足を踏み入れた挙句に、何かしらの天啓を得なければ見つけられなくなってしまったからです(誇張)

 おかげで私は家飲みに傾き、2リットル売りの安ワインを炭酸で割り、ポテチをサクサクする日々となってしまいました(しかしそんな飲み方も嫌いではない、というかむしろ趣深い)。そんな私の飢餓渇望を癒してくるステキ番組が、今回ご紹介する「世界入りにくい居酒屋」なのであります。

 

 この番組は文字通り、世界各地を飛び回り、現地ガイドから胸倉掴んで聞き出したガイドブックには決して載らない、観光客はちょっと入りにくいような「地元民が知る人ぞ知る名店(ヘンな日本語)」殴り込み訪ね、その土地ならではの酒や料理、そして何よりも店に集う人々を取り上げようという、なかなかむこう見ずな「分かっている」番組なのであります。ではそれぞれ細かくご紹介しましょう。

 

1:天の酒

 日本に日本酒がありますように、世界各地にはその土地ならでは酒があります。一般的な例ですと「ドイツならビール」、「西欧ならワイン」、「中南米ならテキーラ」というわけです。しかし一口にビール、ワインと言いましても、同じ国でも地方によっては原料や製法が変わり、味わいも変わってくるわけで、酒関連の番組がそうであるように、番組でもこの点を取り上げています。

 しかしこの番組は「地元民しかやらないような飲み方」も紹介してくれます。「ビールに焼酎とコーラを混ぜて一気飲みする」とか、「スパークリングワインにブランデーやらレモンスカッシュやらをぶち込んで飲みやすいけど泥酔」とか、「甘口ワインにパインアイスを乗っけてザクロジュースを注ぐ」とか、どう考えても口当たり良さだけを優先した、いかにも酒飲み天国な珍奇アルコールの数々を拝むことができ、思ったよりも作り方が簡単なので、酒飲みの端くれとしては是非やってみたくなります。

 

2:地の料理

 いわゆる「ご当地料理」というのは、地元で採れる食材を使うのが一般的です。が、この番組で紹介される料理は地元食材を使用することはもちろんですが、加えて「徹底的に美味く食ってやろう」という執念、あるいは怨念、あるいは妄執にまみれています。実にステキです。

 例えば韓国は「チゲ」が有名ですが、番組では韓国でリーズナブルな食材「サンマの缶詰」をぶち込み、キムチと魚介の相性の良さを前面に押し出した料理「サンマのチゲ」として紹介しています。またカンボジアではアヒルが日常的に食べられていますが、番組では具体的な料理法として、南国らしく「ココナッツミルク」「赤唐辛子」、同時に近隣国である中国の食材八角「甘草」も使用した、皮がパリパリの「アヒルの丸焼き」を紹介しています。正直、味の想像がつきませんが見るからに美味そうです。

 

3:そして人

 そして忘れてはならないのが、店に集う愛すべき飲んだくれたちです。酒あるところは万国共通、陽気な声や賑やかな歌声に溢れています。が、この番組ではさらに一歩踏み込んだディープな野郎どもが目白押しでして、もはや誰が誰の酒を飲んでいるのか全く分からないカオスがそこにはあります。

 飲んでいる最中に突然敬礼をする元軍人仲間、「ゼルダの伝説」をモチーフに新作カクテルを作るバーテンダー、厨房に入り勝手に料理を食べる常連客、逆に勝手に料理をテーブルに運ぶ常連客、などなど、酒によっていろいろと解放された人間の姿がそこにはあります。

 しかしどいつもこいつも爽やかで気持ちのいいナイスガイとマドモアゼルばかりで、心から酒を愛し、料理を愛し、地元を愛し、人を愛しているのです。そしてその愛は、良い酒と良い料理、そして良い人たちに囲まれることで、さらに輝いています。新橋駅前の中継で悪ふざけをしてダダスベリしている輩などとはもはや異次元、聖なる酔っ払いなのであります。

 

 

 このように、世界各地のステキ居酒屋を濃厚に取り上げたこの番組、一応ナレーターとしてゲストが2人登場しますが、基本画面下部の字幕をそのまんま読んでいるか、美味そうな料理に「ゥワーッ!」と歓声を挙げているかだけなので、全く邪魔にならないどころか、同じ酒飲み視聴者として妙な連帯感を感じることが出来るナイスな進行です。

 一応、番組冒頭と最後に店の場所が示されますが、極端な遠景カットと雑な地図だけなので、本当に現地に行かないと分かりません。まぁ、地元民の憩いの場ですからね、本気で行きたいと思う人だけが辿り着ければそれでいいのでしょう。

 

 

 「世界入りにくい居酒屋」はBSプレミアムにて、毎週木曜日23時からの30分番組です。詳細情報はこちらの公式サイトでご確認ください。手元にショボイつまみしかなくても、この番組は結構な肴になりますよ。是非ご覧くださいね(回し者)。



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新春小話 「テーマパーク」

新春小話 「テーマパーク」 http://ift.tt/2meewWI

「山田~!」

「なんだよ鈴木。」

「父ちゃんがさ、商店街の福引でテーマパークの招待券当てたんよ。」

「おぉ、スゲェな。お前の父ちゃん、人生の運の総決算だな。」

「そんなに褒めるなよ。で、2人ペアだからさ、」

「オレの姉ちゃんと行きたい、と。」

「…まぁ、そうなればどんなに良いだろうな…。」

「こっちが引くほどブルーになるな。で、オレも連れてってくれるのか?」

「ぃエス!行ってみようぜ!」

「で、代わりにオレの姉ちゃんの写真をよこせ、と。」

「…まぁ、オレの見果てぬ夢だがな…。」

「まぁ、今度、そのうち、いつの日か、写真やるから。で、どこのテーマパーク?」

「なんか、新しく出来た所らしいよ。」

「フーン。じゃあ、今度の日曜日に行ってみるか。」

「さんせいのはんたい!」

 

 

「ここか。そんなにデカくないんだな。」

「ちょっと広い公園くらいだな。え、と、『うりなぱーく』?」

「てことは、ここのゆるキャラは『うりなくん』か『うりなちゃん』だな。」

「いや、『うりなたん』だ!」

「ホントに鈴木は萌え大好きだな。とにかく入ってみよう。」

 

 

「アトラクション、というか遊具が、1、2、3…10か所か。」

「ジェットコースター的なモノとかお化け屋敷的なモノとかだな。」

「あとは食い物屋が2つと、お土産屋も2つか。ホントにちょっと広い公園だな。」

「山田~、オレ、ノド乾いた。」

「お前は欲望に忠実だな。そういえば、入場券と引き換えに『ウェルカムドリンク券』をもらったな。」

「なんだ、そのウェルカムって。」

「まぁ、『ようこそ、一杯どうぞ!』ってことだ。よし、まずはあそこで何か飲もうか。」

 

 

「え~と、コーヒー、ココア、紅茶に、豆乳?何故豆乳?」

「キウイスカッシュ、プルーンスカッシュ、スイカソーダに、果汁100%メロンソーダ?」

「山田、『キューカンバーシェイク』ってなんだ?」

「分からん。分かるやつを飲もう。お姉さん、オレ、メロンソーダ。」

「オレはお姉さんがいいな。」

「あ、無視してください。」

「オレは本気だ!」

「こいつには豆乳お願いします。」

「お姉さんのとうに」

「無視してください。」

 

 

「お前はホントに女が好きというか、そういう病気だな。」

「男子たるもの、女人を追い求めて、むべなるかな。」

「…そうしてくれ。よし、どれに乗ってみようか。」

「なんだろな、この『ブリザードクルーズ』って。」

「…大体想像はつくが、取りあえず乗ってみるか。」

 

 

「…ひたすら銀世界だな。」

「…ひたすらクソ寒いな。」

「延々とペンギンと白熊がウロウロしてるんだが…。ここはどこなんだ?北極か?南極か?」

「地球じゃないのかもしれん。」

「それは新しいな。」

「あ、オーロラ。」

「なんか前の方がえらく白いぞ。」

「ひゃああああああああああああああああああ!」

「吹雪じゃああああああああああああああああ!」

「だから『ブリザード』なんだろおおおおおお!」

「さみいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

 

 

「オレ、ココアがこんなに美味いと思ったの初めてだよ。」

「ホットの豆乳って、温まるな…。」

「さて!次、どれ行く!?」

「お前の物怖じのしなさはどういうガッツなんだろうな。」

「…なんだろな、この『バベルの図書館』って。」

「もうパンフ見てるのか?…『バベル』って、神話のヤバイ塔だよな。結構激しい系かも。」

「イイ!激しいの行こう!」

 

 

「…スゴイ量の本だな。」

「本棚?いや、本の量だろ。」

「そう言ってるよ?ていうか、雑誌とかマンガとかもあるな。」

「コレ、図書館というより、本屋だよな。」

「だよな、どの人形も立ち読みしてるし。」

「子供が座り込んで本読んでるな。」

「あの人形、万引きしてるぞ。」

「その向こうのおばさんの人形は、万引きGメンか。」

「この本、全部本物なのかな、本屋のあの匂いがする。」

「全部本物だろうな。ヘンなところに凝ってるな。」

「あ、乗り物止まった。」

「…動かないな。」

「ここで周りを見てろってことか?」

「え?この本と人形を?見どころは?」

「…万引き?」

「…えー…。」

 

 

「結局30分は停車してたな。」

「何がどう『バベル』なんだか…。」

「あ、オレちょっとトイレ行ってくる。」

「はいよ。」

 

 

「…え、お姉さん、あそこの大学なの?今度学祭案内してよ~。お、おかえり。」

「…掃除中だった。」

「ツイてないね~。どうする、別のトイレ行く?」

「いや、次のアトラクション行こう。」

 

 

「360°スクリーンで渓流の映像鑑賞って、コレ、どういうコンセプトなんだ?」

「…リラックス?かな?ひたすらチョロチョロだったな。…よし、トイレ行ってくる。」

「はいよ。」

 

 

「…え、ウチの高校じゃんか!2年生!?オレとタメじゃんか!あ、おかえり。」

「なんか、スッゲェ混んでて、入れなかった。」

「ツイてないね~。あ、お姉さんの妹さん、ウチの高校で、タメだって!」

「お前、スゴイな…。…悪い、しばらく待っててくれるか。トイレに行きたい。」

「あ、オレも行きたい。またね、お姉さん~。」

 

 

「あれ、掃除中だ。」

 

 

「ホントだ、スゲェ混んでるな。」

 

 

「ここも掃除中!?」

 

 

「なんでこんなに混んでるの!?」

 

 

「まずいぞ!」

「確かに、まずい!」

「こんな感覚は小学校以来だ!」

「オレは昨日の5限だったけどな!」

「どこかは空いてるはずだ。そうだ、パンフ貸せ。」

「はいよ。」

「園内マップで、出来るだけ離れたトイレを探そう。そこなら空いて…。」

「…どうしたよ?」

「…トイレが書かれてないぞ?」

「は?」

「園内マップにトイレが書かれてない!?」

「ウソだろ、ちょっと見せろ。…え?は?なんで?」

「印刷ミス?ウソだろ、おい!」

「そうだ、あのお姉さんにトイレ貸してもらおうぜ!」

「おぉ、従業員用だな!鈴木、今世紀最大のヒラメキだ!」

「おねーさーん!」

「おねーさーん!」

 

 

「お、おお、おおおおおおおおおおおお…。」

『本日は「ウリナパーク」にお越しいただき、誠にありがとうございます。』

「え?」

『人間の三大欲求は「食欲、性欲、睡眠欲」と言われていますが、もう1つ重要な欲求がございます。』

「…そうか!」

『その欲求を存分に満たしていただければと、当パークは願っております。』

「そういうことだったのか!」

『当パークのコンセプトはお気に召していただけましたでしょうか?』

 

 

「…あ、ゆるキャラだ。」

「…リボンしてるから、『うりなちゃん』だな。」

「…『うりなたん』だってば。」

「…黄色いな。」

「…黄色い。」

 

 

~ おしまい ~



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いにしえゲーム血風録 引き分け再試合! 「テクニクティクス」

いにしえゲーム血風録 引き分け再試合! 「テクニクティクス」 http://ift.tt/2CeDmgh

 私がゲーセン小僧だった頃、くどいようですが世は「格ゲー全盛時代」でありました。もう、あっち行っても格ゲー、どこ行っても対戦台、あおりを受けて消え去る私のお気に入りゲーム、嗚呼、という私にとってはガッカリな時代だったわけですが(コマンド入力を練習しなかった自分のコトは棚に上げる)、この時代、もう1つ流行っていたジャンルがありました。音ゲーです。

 キーボードやギターなどの入力デバイスを操作して楽曲を演奏する音ゲーは、現在でも様々なタイトルがゲーセンに並んでいます。その始祖はやはりコナミの「ビートマニアであり、その支流であるギターフリークスドラムマニア、兄弟分のダンスダンスレボリューションなど、実に多くのタイトルが格ゲーと時を同じくしてこの時期に生まれました。現在までその系譜が続いていることからお分かりのように、当時から非常に人気があったのです。

 ということは、どこのゲーセンもこぞって導入することになるわけで、結果ゲーセンは格ゲーと音ゲーばっかりになりました。私はと言えば、音ゲーには全く興味を抱きませんでした。正直、音ゲーはゲームっぽく見えないんですよ。上手くなってグルーブに乗ることが出来れば楽しいのかしら。でも、反射神経テストか何かのように見えてしまうのです(暴論)。ですから当時の私も、今の私も音ゲーは遊びません(一部例外を除く)。ですから、当時の私がいっそうふてくされたことは言うまでもありません。

 さて、ここで「一部例外」と書きました。その数少ない1つが太鼓の達人ナムコレトロゲームのBGMが楽しめたから)、もう1つが今回ご紹介する「テクニクティクス」なのです(「リズム天国」は音ゲーなのかビミョーなので保留)。このゲームはPS2で2001年にARIKAより発売されました。ARIKAっていうと、昔はポリゴンのストリートファイターを出したり、えらくむつかしいテトリスとか作ってました。今はスマホゲーを作ってるようですが、私はスマホを持ってないのでよく知りません。ともあれ、まずは本作のストーリーからご紹介しましょう。

 

 

 みんなが大好きなおもちゃたち、彼らの秘密を知っていますか?子供たちが寝静まった真夜中、おもちゃたちはおもちゃ箱をステージに、ステキでクールなダンスパーティーを開いているのです。今夜もたくさんのおもちゃたちが集まり、賑やかにステップを刻みます。

 

 

 メルヘンだねぇ。実際、ゲーム画面はものすごくファンタジックでファンシーです。でも本作に収録されている楽曲は全部テクノなんです。それもかなりハードなやつばっかし。ダンスパーティーというよりレイブなんじゃねぇかと思いますが、とにかく、本作の概要から参りましょう。

 

 このゲーム音ゲーですが、いわゆる「楽譜が流れてきて、それに合わせてキーを押す」というゲームではありません。本作はステージであるおもちゃ箱を斜め上から見下ろした形で、この上をおもちゃが歩き回り、曲と共に浮かんでくる円の上で、波紋に合わせてダンスすることで「演奏」となるのです。タイミング良くダンス出来れば「テンションメーター」が上がり、タイミングを外すと下がります。テンションメーターが一定以下まで下がるとリタイヤとなってしまいます。曲の最後まで踊り切ればクリア、となります。

 ではシステムのご紹介です。十字キーでおもちゃの移動、ボタン1でダンス、ボタン2でアクション(後述)を行います。曲が始まるとステージ上に次々と大小様々な円が浮かんできます。この円には最初中央に点があり、これが波紋となって広がっていきます。この波紋が円に接した時にボタン1でダンスすると上手く演奏でき、派手なエフェクトとともにテンションが上がります。逆に波紋が円に接する前や、円を通過して消えてしまった後にダンスすると演奏失敗となり、テンションだだ下がりとなるのです。

 曲の進行に合わせて円は次々とあちこちに浮かんできますから、おもちゃを走り回らせて、波紋に合わせてダンスして反応させていくのです。しかし何も全部の円の波紋に合わせてダンスする必要はありません。中には円がいくつも連なった形で浮かんでくるものがあり、このうち1つでダンスすると、連なった全ての円を反応させていくことが出来るのです。つまり最初の円を上手く反応させれば、連なった残り全ての円も自動的に演奏されるので、テンション維持にも役立ちます。こうして曲の終わりまで全ての円をダンスによって反応させ、演奏していくのです。

 

 さて、プレイヤーが操作するおもちゃにはいくつかの種類があります。見た目もさることながら、移動速度や先のボタン2による「アクション」が異なります。ここで一部のおもちゃの性能をご紹介しましょう。

 

・ニッティー:全身ニットのぬいぐるみ。移動速度は平均的。アクションは円を持ち上げて移動することが出来る

・ボット:レトロなロボットのおもちゃ。移動速度は平均的。アクションは円を持ち上げると円がどんどん大きくなる。また円を持ち上げている間は移動速度がベラボーに速くなるが、円は小さくなってしまう

・カート:メガネのイケメンのおもちゃ。移動速度はやや速い。アクションは円を蹴ることができ、ボタン2を押している長さで飛距離が変わる

 

 つまり「アクション」で円の位置を動かすことが出来るわけで、したがって円と円を自由に繋げることが出来るわけです。例えばタイミングがむつかしい円に、比較的タイミングが簡単な円を繋げてこちらを上手く反応させれば、むつかしい方の円も自動的に反応させることが出来るわけです。また、円を移動させて繋げれば、1つの円を反応させるだけで10も20もの円を連鎖反応させるようにも出来るわけで、クリアが容易になるのです。このアクションを上手く使いこなせるかが本作攻略のカギになると言え、実はなかなか歯ごたえのある、結構忙しいゲームなのです。

 

 さて音ゲーですから、収録されている曲がカッコ良くないといけません。が、この点は全くスッカリ安心で、というのも本作の楽曲を手掛けたのは、私の大好物レースゲーム「リッジレーサー」の楽曲作った「めがてん」こと細江慎治氏と「AYA」こと佐宗綾子氏、それにやっぱり私の大好物STGメタルブラック」の楽曲を作ったYack.こと渡部恭久氏などなど、レトロゲーマーは号泣する豪華な面々なのです(彼らの立ち上げた楽曲制作会社「スーパースィープ」は、なんかもう、いろんなゲームやアニメに楽曲を提供しています)。実際、私が本作をゲーム屋で見つけた時、最初は「音ゲーかぁ」としか思いませんでしたが、ジャケットと裏面に彼らの名前を見つけるや「ぅほっ!?」と奇声を発してしまい、気が付くと家でPS2のコントローラーを握りしめていました(誇張アリ)

 元々ゲーム音楽制作はサンプリング音源を頻繁に使用していたので、テクノミュージックはまさに彼らの独壇場。テクノの様々なジャンルを網羅した楽曲群となっています。一例を挙げると、ハウス、ドラムンベースアンビエント、インダストリアル、ロッテルダムテクノ(めがてんさんと言えばコレ)などなど。とはいえ、私はちっともさっぱり音楽に詳しくないので、これらのジャンルを見てもピンと来ませんが、聞くとホントにカッコイイ曲ばかりです。あんまりカッコイイので、サントラが出ていることを知った私は、すぐに土砂降りの雨の中をCDショップまでチャリンコで疾走したくらいで(事実です)、今でも週1で聞いています。

 

 ということで、ポップでファニーなグラフィックに、エッジの効きすぎたコアなテクノ、そして簡単操作で奥の深いゲーム内容が揃い、テクニクティクスは非常に完成度の高いゲームでした。購入直後は2日くらい徹夜しましたし、その後も暇さえあれば遊んでました(同時に「クレイジータクシー」もやっていたので、実際寝る間はなかった)。で、好評だったのか、続編テクニクビートがACでリリースされ、こちらは往年のナムコゲーがリミックスで収録されているという、ある意味ニッチな内容でして、こちらも遊び倒しました。多分、私は一番遊び倒した音ゲーであったと言えるでしょう。

 しかしながら、「文字で読んでもよく分からし、曲も分からん」というもっともな意見もありましょうから、こちらでプレイ画像をご覧ください(何故か本作の動画はネット上に少ないため、非常に貴重です)。「テクニクビート」の方もどっかに落ちてると思います(力尽きた)。もしどこで見かけたら、そして偶然PS2本体を小脇に抱えていましたら、迷わず購入することをお勧めしますよ。あ、あとサントラもね!

 

 

 

 それではまた、十九回表でお会いしましょう。



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キリンメッツ みかん

キリンメッツ みかん http://ift.tt/2BVJBp4

 わたくし、生まれも育ちも葛飾珍奇カップ麺が好きですが、珍奇ドリンクも好きです。ドクターペッパーを筆頭に、ライフガードメッコール、果ては珍奇ドリンク界のレジェンド、維力(「ウィリー」と読む)も大好きでした(過去形なだけあって、今はないらしい。味は推して知るべし)。そういう訳なので、カップ麺と同様に、スーパーなどの飲料コーナーでは珍奇ドリンクがないかとさまようのですが、そこで今回見つけたのが「キリンメッツ みかん」なのであります。

 思えばメッツってこれまで色々なフレーバーを発売してきましたね。現在はピッチャーで不動の四番であるグレープフルーツ、キャッチャーのアップルサードレモン、なんとなくライトのライチなどがありますが、かつてはグレープ(ファースト)、オレンジセカンド)、レモン(センター)、アセロラ(中継ぎ)、そうそうガラナ(ここ一発の代打)なんてのもありました(ポジションはイメージです)。まるで季節ごとに新商品を出す某ヌードルのようです。で、12月12日に出たのが今回の「みかん」なわけです。

 

 ん?みかん?先述のようにメッツはかつて、系統的に似ているオレンジを出しておりましたが…。ここにきてエキゾチックジャパン(ヒロミゴー)とはどういう事なのでしょう。しかも最近のメッツは「強炭酸」が売りでして、なんでも「炭酸エクストリーム製法(特許出願中)」という、実にときめくネーミングの製法を、ちょっと前のメッツシリーズのリニューアルを機に導入したらしいのです。

 そして今回のみかんもこの「炭酸エクストリーム製法(特許出願中)」でこしらえたというではありませんか。「みかんが強炭酸」という想像を絶する組み合わせです。「炭酸エクストリーム製法(特許出願中)」かァ…。どんなステキ技術なのかな、「炭酸エクストリーム製法(特許出願中)」(言いたいだけ)

 しかし…、私、みかんにはウルサイですよ?幼少のみぎり、冬場スーパーでみかんをねだってフロアに寝転がって駄々をこね、いざ買ってみれば毎日5個は食べた結果、手足の皮膚が黄色くなったくらいです(ガキ特有の無鉄砲かつ無軌道さ)。中途半端なみかんじゃ、そこいらのおのぼりさんは黙らせても、この第64代目総長であるアタイの目はゴマカせないよ!(誰)

 …まぁ、これでつべこべ言わずに飲んでみましょう。

 

 

 こういう炭酸飲料を飲む時、私は必ずポテトチップスを用意することにしております。それも一般的な「ジャガイモをスライスしたのを揚げたもの」ではなく、「ジャガイモを粉末状にして丸く成形してから揚げたもの」の方がステキに良いです。「チップスター」とか「プリングルス」とかですね。私、このポテチが大好きで、放っておくと一日中食ってます。なのでいつも半分くらい食べたら己が腕をムンズと掴み「ンナッ!」と叫んで、輪ゴムで封をして止めます(どうでもいい話)

 ということで、今回はチップスターを同時購入し(同時上映みたいに言うな)、まずはポテチを2枚ほど、サクサクサクと食べまして、口腔内がそれなりに、塩に馴染んだところをば、ヤッ!とボトルの栓を開け、開口一番乾坤一擲、グビリグビリと飲みました(長い)

 まずは強炭酸の名に違わず、シュワーと口の中を強めの刺激が走り、直後控えめな甘さを感じ、後味はクッキリとみかんなのでありました。すなわち、みかんの果汁の風味はもちろん、あの果肉が包まれている袋の風味まで感じることが出来たのです。そう!みかんはこの袋の味があってこそみかん!(お察しの通り、私はみかんの袋を食べる派であります)私、大変驚きました。

 これはッ!もはやッ!みかんであるッ!江田島塾長風)看板に偽りなしとはまさにこの事であり、日本の冬の風物詩かつ原風景かつ伝統芸能である「コタツでみかん」も、コタツでゴロゴロしながらコヤツをグビグビ飲んでも十分に成立する勢いであります。否ッ!新世紀の日本における「コタツでみかん」はメッツみかんを用いるべきであります!来てるな、未来!

 

 

 ということで、なかなかどうしてハンパない完成度のメッツみかん。その上好ましいのは「無果汁」であるということ!素晴らしい!この手のフルーツフレーバーは果汁を無尽蔵に使えば、いくらでもフルーツ感を出すこと出来るのです。それを敢えて無果汁で市場にカチコミを掛けるというチャレンジャーっぷり!そしてダメ押しの「炭酸エクストリーム製法(特許出願中)」!メッツみかんには向かうところ敵なしであります!ビバ!「炭酸エクストリーム製法(特許出願中)」(しつこい)

 

 

 さぁ、みなさんもこの冬はメッツみかんと共に過ごしてみませんか?日本の新たな原風景を作り上げるのはアナタなのです。こちらが製品情報サイトですが、ぶっちゃけ飲んだ方が早いです。是非お試しください。あ、ポテチも忘れずにね!(回し者)



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